調査団派遣から広がる交流:片品村(群馬県)×ホンジュラス×JICA

ホンジュラスのホストタウン、片品村は「群馬県に輝く尾瀬の里」。JICAが連携する片品村の取組紹介です。

2020年10月14日

「協力隊だから知っている」ホンジュラスの魅力をご紹介

隊員がホンジュラスの日常を写真でご紹介、今回のテーマは「まつり」。

道の駅「尾瀬かたしな」では、協力隊やJICAホンジュラス事務所のナショナルスタッフから提供された写真をキャプション付きで展示中です。月ごとにテーマを決め、来訪者を楽しませています。

リレーエッセイの第1号は当課の佐谷職員が担当しました。

また、村内広報誌「広報かたしな」ではホンジュラス紹介リレーエッセイの掲載が始まりました。隊員が綴る活き活きした文章と写真、村の皆さまには現地をより深く知ることができると好評をいただいています。

片品村で味わうホンジュラスコーヒー

Mr.Ivanの農園でコーヒー豆を摘む梅澤村長(2020年1月)。

道の駅で販売中のホンジュラスコーヒーです。

オンラインでの再会を喜ぶ梅澤村長とMr.Ivan。

道の駅ではホンジュラスコーヒーを販売中。片品村オリジナルのパッケージに印刷されているのはJICA帰国研修員Mr. VASQUEZ Ivan Ernestoのファミリー。Mr.Ivanは村長が実際に訪問した農園主で、道の駅店頭にはMr.Ivan直筆の片品村に宛てた手紙が展示されています。
9月中旬には村長とMr.Ivanがオンラインで再会し、互いの近況報告で盛り上がりました。

企画を盛り上げるオリパラ担当竹内氏

ホンジュラス国で片品村紹介を行う竹内氏(2020年1月)。

片品村村役場づくり観光課竹内祐二郎氏は笑顔で語ります。
「村がホンジュラスの魅力を発信する拠点になり、地球の裏側にある国に興味を持ってもらいながら、来年の東京五輪に向けて交流を深めていきたいです。日本ではあまり飲む機会のないスペシャルなコーヒー。味わいを楽しみながらホンジュラスのことを知ってもらえたらうれしいです」。

JICA東京とホンジュラス事務所は、「ホストタウンを越えた絆を」という片品村の想いを共にし、地域活性化の一助となる連携事業を展開していきます。

・2020年1月JICA東京は自治体連携の一環で、片品村調査団をホンジュラスに派遣しました。

報告者(市民参加協力第一課 栗崎/佐谷)