草の根技術協力事業(ベトナム)の事業完了報告会を実施しました!

2020年10月8日(木)#草の根技術協力事業「ベトナム国ナムザン郡少数民族地域における住民主体による地域活性化のための人材育成事業」(公益財団法人国際開発救援財団 (FIDR))の事業完了報告会を実施し、約70名の参加者にお集まりいただきました。

2020年11月12日

ベトナム中部のナムザン郡での4年間の取り組み

「宝さがしワークショップ」の一場面。地域住民に村の宝について尋ねている大槻氏

本事業ではベトナム中部のナムザン郡で、地域資源を活用した特産品づくりによる少数民族の収入向上と地域の活性化を目指した活動が行われ、今回の報告会ではプロジェクトマネージャーの大槻修子氏が4年間の事業の取り組みや成果を発表されました。

ベトナム政府にも成果を認められた本事業

伝統的な村の生活や伝統行事の体験が出来るカトゥー族ツアー

ベトナムの山岳少数民族は地理的、文化的条件等のために、発展から大幅に取り残されており、特に中部地域ではカトゥー族をはじめとする少数民族の生活を向上させるための有効な施策が少なく、地域の伝統文化や自然を損なう結果も生じています。

プロジェクトを通して生み出された多様な商品

本事業では、「宝さがし」手法を用いた、地域資源を活用した製品開発・観光開発を行い、230以上の商品が開発され、クァンナム省人民委員長(日本の県知事に当たります)を中心に「ナムザン・モデル」と呼ばれるほどの成果をあげました。

ご参加いただいた皆さまありがとうございました。