埼玉県立総合教育センターに国際協力推進員(外国人材・共生) が着任

埼玉県立総合教育センターに配置した国際協力推進員(外国人材・共生)が1月7日(金)に着任しました。埼玉県内の多文化共生に関する事業での活躍が期待されます!

2022年1月28日

埼玉モデルに新たな連携事業が加わりました!  

2021年12月27日、JICA東京センターを埼玉県立総合教育センター所長が訪問して協定を結びました。

2022年1月7日、埼玉県立総合教育センターで着任式が行われ、早速意見交換がされるなど良いスタートが切れました。

 JICA東京センターと埼玉県教育委員会は2006年から現在にいたるまで、さまざまな連携事業に取り組んできました。埼玉県立総合教育センターでは、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の初任者研修、5年経験者研修、中堅教諭等資質向上研修、新任教頭研修会等においてJICAの職員等が講義を実施し、埼玉県における国際理解教育/開発教育の普及を進めています。
 現在、埼玉県においても年々増加している海外にルーツをもつ児童生徒への対応、受け入れる側の多文化共生への理解を深めていく必要性が高まっています。たとえば川口市は、全国的にも有数の在留外国人が多い自治体です。こうした状況を踏まえ、埼玉県における多文化共生事業の推進をサポートするために、埼玉県立総合教育センターに国際協力推進員(外国人材・共生)が配置されました。県の教育センターに国際協力推進員が配置されたのは日本全国で埼玉県が初めてとなります。同推進員は、センターにおける多文化共生に関する研修の実施、教材の作成、モデル校における外国ルーツの子供への支援事業実施等を担当する予定です。埼玉県の教育における国際理解教育/開発教育、多文化共生がますます充実していくことが期待されています!