JICA筑波の研修員に対し、データ駆動型農業の講義が行われました!

2022年10月13日

2022年7月15日、小川諭志氏(農匠ナビ株式会社 科学技術顧問)をお招きし、稲作と野菜の栽培を学んでいるJICA筑波の研修員を対象に、データ駆動型農業に関する講義を実施しました。

データ駆動型農業は、圃場環境等に関するデータを計測・活用することで、付加価値が高く環境負荷の少ない栽培を目指すものです。

当日は、JICA筑波の圃場で活用しているデータ観測・分析装置(水田farmoおよびe-kakashi)(注)について現場で解説がおこなわれたほか、講義室でこれらの技術の農家への導入にあたっての課題や可能性が説明されました。

約35名ほどの参加者からは、「水稲だけではなく、陸稲にも適用可能か?」「収集したデータや分析結果の機密性はどのように確保するのか?」といった質問が寄せられました。

この講義は、JICA筑波と国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、国立大学法人筑波大学つくば機能植物イノベーション研究センター(T-PIRC)との共同研究をきっかけとして実施されたものです。

JICA筑波では今後もICTの活用に関する共同研究を継続するとともに、より質の高い研修事業の実施に向けた取り組みを行っていきます!

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水田での説明の様子(右側に映っているのが水田farmo)

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研修員の皆さんも興味津々の様子

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講義の様子

お問い合わせ先

JICA筑波 研修業務課
メール:tbicttp@jica.go.jp