【実施報告】2021年度 教師国内研修 第5回目研修

2021年10月20日

今年度JICA横浜では、国内にて全8回の研修とフィールドワークを行う教師国内研修を実施しております。9月4日(土)にJICA横浜にて第5回目研修を行いました。

【最近の出来事を共有してウォームアップ】

最近の出来事を共有し合う参加者

2週間ぶりの研修ということもあり、まずは各自の近況について一言で語って頂きました。既に気の置けない仲間関係なのですが場を温めるために全員から共有いただきました。好きな芸能人の話、学校行事の訪問先での話、2学期が始まって子どもたちに会えて嬉しかった話などで十分にwarm upできたようです。

【ワークショップづくり】

各自のアイディアを披露しながら検討している参加者

前回研修にて全員で決めたワークショップの骨子に基づき、今回は全員がワークショップのアイディアを持ち寄りました。7名で10個ほどのアイディアを実際に体験しながら試行錯誤する作業が続きます。最後には、複数のアイディアを統合して、複数の案にまとめることができたようです。さらに、その複数の案を全員で丁寧に検討していく様子は、まさにワークショップづくりの醍醐味とも言えるような苦しくも楽しそうな雰囲気でした。

【第5回目研修を終えて】

話し合いの途中で、参加者同士が「自分たちはこの手法にこだわりすぎてないかな」「前回決めた骨子に戻ろう」「これとこれを足したら面白そう」など語り合っていた姿が印象的でした。今後の課題と役割分担もできたので、また次回も楽しみです。

【教師国内研修とは】

教師国内研修は、これまでJICA横浜にて実施していた、教師海外研修の代替研修として昨年度に引き続き実施されることとなった研修です。国際理解教育や開発教育に熱心に取り組んでいる小・中・高の教員のみなさんを対象に、国内での全8回の研修とフィールドワーク等を通して、教室にある多文化共生から世界の多文化共生を考え、これからの多文化共生社会、持続可能な社会の実現を目指し、世界、国内、地域の問題を自分事として捉えて、まずは教室から実践できる次代を担う子どもたちを育成することを目的として実施しています。