【実施報告】2021年度 教師国内研修 第6回目研修

2021年11月9日

今年度JICA横浜では、国内にて全8回の研修とフィールドワークを行う教師国内研修を実施しております。9月18日(土)にJICA横浜にて第6回目研修を行いました。

【自分を名前の頭文字で近況報告】

前回の研修から2週間が空いた今回。まずはこの2週間の出来事を、自分の名前の頭文字で紹介して、打ち解けていきました。「広い心を持ちたいと思った2週間」、「仲間への感謝の気持ちが溢れた2週間」等、多くのエピソードを交えた発表が多く、仲睦まじい様子が見られました。

【ワークショップのブラッシュアップ】

皆で打ち解けた後は、ワークショップ作りを行いました。この日の前半で、全員が持ち寄ったアイディアを共有しながら、ワークショップ案を完成させました。
そして、後半には先生方が作成したピクトグラムと絵を用いたワークショップを試験的に行い、アドバイザーやスッタフからのフィードバックが行われ、さらにブラッシュアップを行いました。ワークショップの意図をどのような形で生徒に伝えるべきか、ルールをよりわかりやすくするべきではないか等、多くの意見やアドバイスが飛び交い、参加者全員がワークショップと真剣に向き合っていました。

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【第6回目研修を終えて】

参加者が多文化共生を認識し、頭を悩ませながら試行錯誤を重ねて取り組む姿が印象的でした。2週間後のフィードバック会へ向けて全員が意気込んでいましたので、また次回も楽しみです。

【教師国内研修とは】

教師国内研修は、これまでJICA横浜にて実施していた、教師海外研修の代替研修として昨年度に引き続き実施されることとなった研修です。国際理解教育や開発教育に熱心に取り組んでいる小・中・高の教員のみなさんを対象に、国内での全8回の研修とフィールドワーク等を通して、教室にある多文化共生から世界の多文化共生を考え、これからの多文化共生社会、持続可能な社会の実現を目指し、世界、国内、地域の問題を自分事として捉えて、まずは教室から実践できる次代を担う子どもたちを育成することを目的として実施しています。