【実施報告】2021年度 教師国内研修 第7回目研修

2021年11月16日

今年度JICA横浜では、国内にて全8回の研修とフィールドワークを行う教師国内研修を実施しております。10月2日(土)にJICA横浜にて第7回目研修を行いました。

【自分を動物に例えると?】

まずは参加者同士で打ち解けるため、「自分を動物に例えると?」というユニークなテーマで互いの話をしました。参加者からは、人の為に走り回って働いた蜂等、個性的な動物や昆虫の名前が挙げられ、活発な交流が行われました。

【フィードバック会】

午前中に作成されたワークショップ案をアドバイザーやスタッフに対して実演頂き、フィードバックをもとに再度ブラッシュアップを行いました。
そして、午後にはこれまでの研修にご協力いただいた講師やフィールドワークの訪問先の方、過年度教員研修参加者等を交えたフィードバック会を行い、良かった点や課題点をそれぞれ出し合っていただきました。
中でも、今年話題となったピクトグラムを使ったカードや、ワークショップのルールに関する評価が高く、今年度参加者は嬉しそうな表情を浮かべていました。

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【第7回目研修を終えて】

フィードバック会では異なる視点から挙げられた様々な意見を、研修参加者の先生方が真摯に受け止めていた姿が印象的でした。
フィードバック会後も話し合いを重ね、アドバイザーからも更なるフィードバックをいただき、最終調整に入りました。そして、今後の各所属先での実践授業へ向けて、参加者たちの気持ちが1つになっているように感じました。

【教師国内研修とは】

教師国内研修は、これまでJICA横浜にて実施していた、教師海外研修の代替研修として昨年度に引き続き実施されることとなった研修です。国際理解教育や開発教育に熱心に取り組んでいる小・中・高の教員のみなさんを対象に、国内での全8回の研修とフィールドワーク等を通して、教室にある多文化共生から世界の多文化共生を考え、これからの多文化共生社会、持続可能な社会の実現を目指し、世界、国内、地域の問題を自分事として捉えて、まずは教室から実践できる次代を担う子どもたちを育成することを目的として実施しています。