jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

ユニバーサルスポーツフェスティバル

目的

障がいの有無や年齢、性別、国籍など様々な垣根を超えて、全ての人々が一緒に楽しむことができる「ユニバーサルスポーツ」を通じて、「インクルーシブな社会」への理解を深める。

概要

JICA草の根技術協力事業「ラオス国障害者スポーツ普及プロジェクト」で特定非営利活動法人アジアの障害者活動を支援する会(ADDP)がラオスで実施してきた「ユニバーサルスポーツフェスティバル」を日本に取り入れ、「国際協力への理解・参加を促す機会づくり」として、2017年から実施しています。
近くの小学校の子ども達や地域の大学生や高齢者、また、JICA東京に滞在中の海外からの研修員や障害をお持ちの方等、様々なバックグラウンドを持った方々が一緒になってユニバーサルスポーツ(風船バレー/卓球バレー/ボッチャの3種目)を楽しむ1日となっています。

どんな競技があるの?

ユニバーサルスポーツフェスティバルで実施している3つの競技をご紹介します!

【風船バレー】

風船バレーはその名の通り、風船を使って行うバレーボールです。風船には鈴が入っており、目の見えない方にも音でボールの位置がわかるようになっています。
風船バレーの醍醐味は、「チーム全員が風船に触れて相手チームに返す」というルールにあります。チームワークと声掛けが勝負のカギを握ります。

【卓球バレー】

卓球バレーは卓球とバレーボールを掛け合わせたような競技です。特徴は「ボールを浮かせない」こと。音のなるボールを使い、ラケットの代わりに持ちやすい木の板を使うことで、誰でも簡単にボールを当てられる工夫がされています。さらに、プレーヤーは全員が椅子に座り、お尻を浮かせてはいけないというルールがあります。こうして、体格や力の差、障害の有無に関係なく、全員が同じ目線で楽しむことができます。

【ボッチャ】

ボッチャはパラリンピックの正式種目にもなっているユニバーサルスポーツです。ジャックボールという的となる白いボールに向かって各チームがボールを投げ、よりジャックボールに近いチームが勝ちとなります。
目が見えない方がいる場合には、チームメイトがボールを投げる方向から手をたたいたり、手のひらに指でボールの位置を示したりしてサポートします。

実績

【東京】
第1回 2017年10月22日(日)
第2回 2018年10月21日(日)
第3回 2019年12月1日(日)
第4回 2020年10月17日(土)※オンライン実施
第5回 2021年12月12日(日)
第6回 2022年10月30日(日) 当日の様子はコチラ
第7回 2023年11月11日(土) 当日の様子はコチラ
第8回 2024年11月10日(日) 当日の様子はコチラ

【千葉】
第1回 2023年5月14日(日)
第2回 2024年7月14日(日)  当日の様子はコチラ

【群馬】
2022年11月6日(日)