教員をめざす学生たち
授業風景
スタッフと友人
地域のマーケット
こんにちは。
国際協力推進員としてJICA和歌山デスクに勤務しております、塩見善則(しおみ よしのり)と申します。
私は、教員を定年退職したのち、2018年にJICA海外協力隊として、アフリカ南部のザンビアに派遣され、キトウェという都市で教育学部のある短期大学に勤務しておりました。仕事は、成績処理・コース編成・学生管理等のデータベースの構築を補佐したり、HP等の広報関係の補佐をしたり、教育課程の授業で「デジタル授業法」と「教育学基礎」を週8時間ほど担当したりしました。
ザンビアは、世界的にも貧しい国で乳幼児の死亡率も高く、成人の1/8がHIV陽性者と言われている国です。また、都市部にはストリートチルドレンも多くおります。そんな中、高校教員を目指す学生たちと接し、また、その熱心な向学心に触れて、ザンビアの将来に大きな期待感を抱きました。
さて、和歌山県は、歴史的に多くの海外移民を輩出した県で、他国との交流を大事にしてきた背景があります。異文化を受け入れ逞しく生きてきた先人の生き方に学びながら、SDGsやESDの活動を通して、この和歌山の国際理解・開発教育の発展に尽力し、また、自治体等の国際協力事業と連携し、協力を推進してまいりたいと思います。