jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

農業・農村開発協力分野における気候変動対策

農業・農村開発協力分野における気候変動対策

農業・農村開発協力における気候変動対策の取組戦略

近年、気候変動によって頻発する洪水や干ばつなど自然災害は、農業生産の場だけではなく、農村生活の基盤も揺るがしています。
「人間の安全保障」の実現のためには、開発途上国における持続的な農業・農村開発協力の推進・気候変動への対応は重要かつ喫緊の課題です。
今後更に顕著になると予測される気候変動が農業・農村分野へ及ぼす影響及び事業が気候変動に及ぼす影響を明確にするとともに、JICA関係者が具体的な取組を推進するための方向性を示すことを目的とし、「農業・農村開発協力における気候変動対策の取組戦略」を策定しました(2024年10月)。

気候変動に対応した参加型灌漑管理推進に関する基本指針

昨今、気候変動が原因とされる地球規模で頻発する洪水や干ばつなどの自然災害の影響が顕著となり、農業・農村開発の分野においても対策の検討が喫緊の課題となっています。
参加型灌漑管理(PIM)の推進は、自然災害に対するレジリエンス強化の他、効率的水資源利用や温室効果ガス排出削減の実現に貢献しうる有用な気候変動対策であり、我が国において培われた灌漑管理の考え方や経験を他国でのPIM推進に生かすための留意点や方向性を基本指針(ガイドライン)及び活動リファレンスにとりまとめました(2025年6月)。

お問い合わせ

農業・農村開発協力における気候変動対策に関するお問い合わせは下記へご連絡ください。

経済開発部

Eメールアドレス:jicaed@jica.go.jp