【報告】プラットフォーム会員ミーティング「プラットフォームの今後を考える」を開催しました

2021年7月30日

概要

会議名:プラットフォーム会員ミーティング「プラットフォームの今後を考える」
開催日:2021年7月30日(金)13:00~15:00
主催:JICA、開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム事務局
会場:オンライン

登壇者(敬称略)

【会員有志スピーカー】
江澤 孝太朗 株式会社コータロー代表取締役 ママノチョコレート代表
佐藤 暁子 ビジネスと人権 ロイヤーズ・ネットワーク 運営委員
白木 朋子 認定NPO法人ACE事務局長・共同創業者

【会員有志ファシリテーター】
江澤 孝太朗 株式会社コータロー代表取締役 ママノチョコレート代表
及川 有希子 認定NPO法人ACEソーシャルビジネス推進事業チーフ
生田 渉 株式会社立花商店 東京支店取締役/TACHIBANA INTERNATIONAL PTE LTD 代表取締役社長

【JICA/事務局】
三好 恭平 JICA ガバナンス・平和構築部ガバナンス法・司法チーム 企画役
齋藤 雅治 開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム事務局

参加者:25名(事務局含む)

背景・目的

開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム(以下プラットフォーム)が設立され1年半余が経過しました。プラットフォームではこれまでの活動を通じ、一般公開イベント開催や会員向けメルマガ発信等によるカカオにまつわる社会課題の提示と情報発信を行ってきたものの、会員同士の連携による課題解決のための活動は限定的でした。

ビジョン・ミッションの異なる団体会員と個々の興味を持つ個人会員が、プラットフォームを活用し、どんな共創を望んでいるか、また開発途上国における社会的・経済的・環境的に持続可能なカカオ産業(サステイナブル・カカオ)実現のために具体的に何を行っていくのか--今後の運営の方向性を定めるための対話の場を設けました。

プログラム

  • 趣旨説明
  • 参加者自己紹介(お名前、ミーティングへの期待)
  • 事務局からプラットフォーム会員構成、会員登録時の関心(課題、地域)等の紹介
  • 会員有志による発表(発表者とテーマは以下の通り)
    • 江澤孝太朗氏「国内共通のカーボンフットプリント計算方法や表示ルールの検討」
    • 佐藤暁子氏「ビジネスと人権について、プラットフォームでどう進めていくか」
    • 白木朋子氏「ガーナ児童労働フリーゾーン制度普及事業について」
  • グループ別での意見交換「プラットフォーム運営について」
  • 閉会

内容

冒頭、JICAからプラットフォームの概要、運用面の説明、他のプラットフォームの活動事例紹介及び今後、より双方向へと発展させていきたいという発表と共に当日の流れの説明が行われました。

その後、参加者全員からお名前、「プラットフォームに期待すること」を一言お話しいただく自己紹介の時間を持ちました。

続いて事務局からは、会員登録時のデータを基に会員属性、興味のあるテーマ、解決したい課題等を紹介しました。

JICAと事務局による発表の後、今回の会員ミーティング開催にあたり、事前にスピーカーとして手を挙げていただいた会員有志3名に短いお話をいただきました。(各テーマは、上記に記載)会員有志のお話では、それぞれのご関心のテーマ等の他、プラットフォーム運営に対する希望、コメントを寄せていただきました。

今回プラットフォームとして初めて、3つのグループに分かれてグループディスカッションの時間を持ちました。各グループに会員有志のファシリテーターが入り、話しやすい雰囲気作りを行い、スムーズな進行に貢献していただきました。25分程度のディスカッションの後、生田氏がファシリテーターとなり、グループディスカッション内容をシェアしながら、今後のプラットフォームの活動ヒントや課題についてまとめていただきました。ディカッションではプラットフォーム共通ビジョンの必要性、政府や国際機関との連携に関する期待が寄せられた他、活動を具体化するために分科会を立ち上げるアイデアも挙がりました。

資料

投影資料のうち、登壇者の許可を得たものについては、以下よりご覧いただけます。