【開催報告】ヨルダンスタートアップ 最終ピッチ・ネットワーキングイベント
2026.03.16
JICAはヨルダンにて、特に脆弱層(若者、女性、難民、障害者等)が抱える課題の解決に資するビジネスを展開するスタートアップを対象としたプロジェクト「女性・平和・安全保障(WPS)の観点からの難民のための起業家支援に係る情報収集・確認調査」を2025年6月から実施しています。
募集・選考・研修を経て選定された企業10社が、3か月にわたって実証事業(Proof of Concept(PoC))を実施してきました。この10社が、(日本を含む)世界の投資家等に向けて自らのビジネスプランのプレゼンテーションを行う最終ピッチイベント、及びネットワーキングイベントを1月27日に開催いたしました。
参考:【参加者募集!】ヨルダンスタートアップ 最終ピッチイベント | 事業について - JICA
・日時:1月27日(日本時間)
①16時00分~19時25分(最終ピッチイベント)
②19時25分~21時00分(ネットワーキングイベント)
・形式:ハイブリッド(対面参加及びオンライン)
・主な参加者:ヨルダン企業(スタートアップ、ベンチャーキャピタルなど)、ヨルダンデジタル経済起業省(MoDEE)、在ヨルダン日本大使館、日本企業等、合計221名(対面参加121名、オンライン参加100名)
・登壇スタートアップ企業10社の詳細:
本イベントは、駐ヨルダン日本大使・JICAヨルダン事務所長・MoDEEのExecutive Directorによるオープニングスピーチで始まり、その後ビデオを通してプロジェクト概要が紹介されました。ビデオの中では、シリア難民キャンプでのスタートアップの活動の様子や、JICA海外協力隊が教育系スタートアップを訪問し、テクノロジーを通じた教育活動を学ぶ場面も紹介されました。
イベント中盤には、POCを実施してきた10社(NINJA Program Startup Profiles 5.pdf)が自らのビジネスやPOCの活動結果を説明するピッチが実施されました。5分の発表後、審査員からの質疑応答、その後審査員による採点が行われ、以下の通り上位3社が発表・表彰されました。
優勝:TechCare
HP:Comprehensive Diabetes Management App - Techcare.Health
事業概要:AI搭載の糖尿病患者向けアプリを開発し、糖尿病患者の行動改善と精神的サポートを行うデジタルヘルスケアプラットフォームを運営
準優勝:
Supportive Packaging
HP:Home Welcome
事業概要:難民女性による在宅ビジネス含むSME向けに持続的でリサイクル可能な包装を導入するためのコンサルティングと技術支援を実施
3
位:Taa’ Academy
Facebook:Facebook_Taa’ Academy
事業概要:教育用ロボティクスやSTEAM教材提供により、子どもや若者のデジタルスキルと問題解決力を育成
最終ピッチイベント終了後には全10社がブースを構え、ブースを訪問する参加者へのビジネスの紹介を行いました。参加者はネットワーキングの時間を通して各スタートアップのビジネスについて理解を深め、参加者間の交流を深めることができました。
今後もJICAはヨルダン及び周辺国の社会課題解決に資するスタートアップを対象にしたプロジェクトを実施していく予定です。ヨルダンのスタートアップに関心のある方はご連絡ください。
アラビア語版:https://youtu.be/5XAJMlQP_7I
英語版:https://youtu.be/nBn7LOAk3-8
JICAヨルダン事務所 山本(Yamamoto.Kurumi@jica.go.jp)