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※本頁は民間連携事業にご関心ある企業様向けのページです。
事務所メッセージ
昨今治安状況が劇的に改善され、経済活性化を国策として取り組んでいるエルサルバドル。中米の注目市場で、日本の技術と経験を活かしてみませんか?
JICAエルサルバドル事務所について
JICAはエルサルバドルでの協力を1968年に開始、60年近い歴史を有します。JICA事務所は首都サンサルバドルにあり、技術協力、有償資金協力、無償資金協力、民間連携、投融資、協力隊派遣事業といった多様なスキームを通じて、同国の持続的発展を支援しています。また、中南米で最初に青年海外協力隊員が派遣された国がエルサルバドルであることも、両国の信頼関係の深さを物語っています。
JICA事務所には日本人スタッフの他、英語が堪能で経験豊富な現地スタッフが在籍しており、中央政府や自治体、大学、民間企業、市民社会組織など幅広いパートナーと連携を図っています。
エルサルバドル事務所スタッフ一同
エルサルバドルの魅力
2025年は日本とエルサルバドルは外交関係樹立90周年となります。
歴史ある友好関係のもと、新たなビジネス機会が拡大しているこの国の魅力をご紹介します。
(治安改善と安定化する投資環境)
政府による強力な治安対策により、2022年以降エルサルバドルの治安は急速に改善。2014年から2018年まで5年連続で人口10万人あたりの殺人発生率は世界一を記録しましたが、2024年はラテンアメリカで最も低い水準(10万人あたり1.9件)を記録し、海外からの投資や観光客が増加しています。
(海外投資の保護と各種手続の効率化)
エルサルバドル政府発行の投資家ガイド(Guía del Inversionista)によると、外国人投資家も国内投資家と同様の権利が保障されており、海外送金の仕組みも整っているとのこと。万一のトラブル時にも、公正な対応が制度として確保されており、安心して投資できる環境が整備されているとのことです。また、行政手続きの簡素化・デジタル化が進められており、これまでに各種手続の所要時間は60%短縮されました。迅速かつ透明性の高いビジネス環境整備が進められています。
(高まる観光資源とインフラ整備)
政府主導の「Surf City」プロジェクトにより、太平洋沿岸部の観光開発が加速中。サーフィンの国際大会も毎年開催されており、2025年4月には幹線道路「Surf City 2」が開通し東部沿岸部へのアクセスも改善されました。また、東部のラ・ウニオン県では新空港の建設計画も進行中で、地域経済の活性化が期待されています。
(高品質な農産品とビジネス機会)
高品質なコーヒー、カカオ、天然バニラ、バルサム(天然樹脂)、ハリナシミツバチの蜂蜜など、高付加価値農産品の産地であり、中南米における“地産高級ブランド”としての可能性が注目されています。
(勤勉な気質)
総じて国民の気質は勤勉なため、日系企業にとって親和性の高い文化的素地があり、有望な人材供給源として期待されています。
(日本の技術が活かされる自然環境)
エルサルバドルは日本と同様に自然災害のリスクが高く、地震、津波、地すべり、ハリケーン・豪雨などの災害に度々見舞われています。これまでの協力を通じて、地震・津波監視システムの改善、住宅・建物の耐震化および道路災害リスク削減のための技術移転に取り組んでおり、日本の防災・減災技術に関する知見や経験が同国の防災体制の強化に大きく貢献しています。
今後、日本の優れた防災・減災技術や知見に対する信頼は高く、これらを活用したビジネスの広がりが期待されています。
(地理的優位性)
中米の中心に位置するエルサルバドルは、周辺国への陸路アクセス(ドライキャナル)や、南米への空路アクセスが容易な地理的優位性を有しています。港湾、空港、幹線道路といったインフラの整備も進みつつあり、中米地域における物流拠点としての機能強化が期待されています。
お問い合わせ窓口
JICAエルサルバドル事務所代表メールアドレス
el_oso_rep@jica.go.jp
最新トピック
民間連携事業の応募に際しての注目ポイント
- 注目分野(農産品バリューチェーン分野)【詳細ページは近日公開予定です】
- 注目分野(防災・減災分野)【詳細ページは近日公開予定です】
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