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- マレーシア ― 注目分野(産業の高付加価値化)
産業の高付加価値化に向けた政策の動向
マレーシアでは、2023年に行った中期計画「第12次マレーシア計画(2021-2025年)」の中間レビューにおいて、持続可能性の強化、繁栄した社会の確立、高所得国化を達成すべく17の指針を掲げました。特に高所得国化を目的として、エネルギー移行、デジタル技術、電気・電子産業、農業および関連産業、レアアース等の分野における産業の高付加価値化の推進や、人材育成などが含まれており、注目される分野となっています。
また、製造業及び製造関連サービス部門に関する産業政策として発表された「新産業マスタープラン2030」(2023年)では、産業の加速的かつ包括的な広範な成長を実現するため、①高度な複雑性を伴う競争力ある産業の構築、②高付加価値の雇用機会創出、③国内産業間の連携拡大、④新旧産業クラスターの発展、⑤バランスのとれた包摂性の向上、⑥サステナブル推進の6つの目標に焦点を当てています。さらに、同プランでは、具体的に行うべきプロジェクトとして、「EV、レアアース、AI分野に強いグローバルなIC企業の育成」「先進的なウェハー製造企業の誘致」「特殊化学産業の強化」「グラフェン、ニチノール、希土類、MCCポリマーの4つの革新的な先進材料の供給と輸出の促進」「3,000のスマート工場を変革し、インダストリー4.0技術の導入を促進」「生成AIのハブとしての確立」「脱炭素化の道筋となるロールモデルの創出」「国内製造EVの発売」「大規模なCCUSソリューションの展開」を挙げています。
参考リンク
関連案件等
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