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モンゴル ― 注目分野(都市環境(大気汚染・工場排水)分野)

(最終更新:2026年7月)

全体像

モンゴルの都市圏、特に首都ウランバートル市では人口過密により様々な都市問題が顕在化しています。大気環境については、冬季における PM2.5・PM10 の深刻な大気汚染が問題となっています。主な原因は、(1)ゲル地区で使用される石炭ストーブ、(2)ボイラーや工場などの固定発生源、(3)自動車からの排気ガスの三つに大別されますが、これに対してウランバートル市等の行政機関は観測網の再整備、ボイラー登録、検査の制度化、データ評価、大気汚染排出インベントリ整備など、測定と管理の両輪で対策を強化しています。
また、工場排水管理については、ウランバートル市において2025 年に新たな中央下水処理場の試運転を開始され、2026年には水リサイクルプラントが供用開始となりました。
他方、これらの政府の取組の成果を更に拡大、普及させるには、民間企業の廉価で環境性能の高い製品や、高度なノウハウが必要です。特にゲル地区における環境持続性の高い製品の普及、電化支援や断熱に係る技術への期待が高いです。また、水処理においてはモンゴル政府の取組が加速しているものの、各工場単位での設置が求められている前処理施設の普及は遅れており、排水事業者に対する排水管理ノウハウ、技術の提供等が期待されています。

国の政策関連文書と主なポイント

Vision 2050 ※英語あり

2026–2030 国家開発基本方針
 ※モンゴル語のみの掲載。詳細を確認されたい場合は、必要に応じて在外事務所までお問い合わせください。

分野の特徴・日本との違い

都市暖房の石炭依存による深刻な汚染

関連する主なJICAの協力

都市環境(大気汚染・工場排水)に対して、以下の協力を行っています(終了案件を含む)。