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第二回模擬アフリカ連合(MAU)会議のオンライン・キックオフ式典が開催されました!

2025.06.12

昨年8月にTICAD閣僚会合のテーマ別イベントとして初めて行われ、模擬AU実行委員会(学生の有志団体)が主催し、JICA・UNDP・上智大学が共催する第二回目の「模擬AU」のキックオフ式典が、5月30日にオンラインで開催されました。日本及びアフリカ40か国以上から130名超える学生が参加し、共催者やAUCから祝辞が述べられた他、アフリカ連合の重点分野等に関し説明がありました。また、今回は、大学学部生・院生に加え、高校生も参加しています!

参加者の集合写真(写真:UNDP)



この先駆的な取り組みは、日本の若者たちに持続可能な開発やアフリカ諸国間のパートナーシップについて議論をリードする力を与えることを目的としています。2025年は8月に開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)において、テーマ別イベントとして第二回模擬AU会議が開催予定です。


​​​​​​​キックオフ会合において、冒頭、模擬AU共催者である近藤千華・国連開発計画(UNDP)・TICAD連携専門官、峰直樹・国際協力機構(JICA)アフリカ部企画役、山崎瑛莉・上智大学助教授から、選考プロセスを通過した参加者に対し祝辞が述べられ、若者の重要性や模擬AUはお互いを学ぶ場でもある旨が協調されました。続いて、ダニエル・アドゥナAUC若者担当官から、「アフリカ大陸は高い将来性がある、模擬AUにおける議論や交渉を通じて、各国の差異を理解し解決するプロセスを学んで欲しい」との発言がありました。


続いて、アフメド・エルメザイン第二回模擬AU実行委員長及び同ロジスティクス・チームリーダーであるヘンリー・マセンゴ氏から第二回模擬AUに関する概要の説明がありました。

その後、AUCからアフリカ若者チャーターや取組、模擬AUツールキットについてそれぞれペンフォ・チャブタ・パートナーシップ・加盟国エンゲージメント担当官、アラム・ゴリアス・教育担当官、レファ・レケカ・コミュニケーション担当から説明がありました。

Q&Aセッションにおいては、参加者から参考文献や参照データに関する扱いや言語、参照先の有効性について質問があった他、各国のチームが作成するposition paper(注:ある議題に関して、その国の見解を記した文書)の作成方法等について質問があり、共催者やAUCが回答しました。

<第二回模擬AU会議について>

第二回模擬AU会議 は本年のTICAD9を見据えて、アフリカ諸国について深く考え、政策を立案する機会をアフリカと日本の大学生に提供することを目的に、模擬AU実行委員会が主催し、UNDP、JICA及び上智大学が共催するものです。アフリカ連合の意思決定機関であるAU総会を模した設定で、次の3つの専門技術委員会が設置されます。

それぞれのチームは数カ月にわたって各国の視点からの提言(Position Paper)を作成し、総会に備えます。最後に、模擬AU総会は各分科会での提言をひとつにまとめた模擬AU決議を採択し、閉会となります。



下記昨年の模擬AU総会等の様子

模擬AUロゴ





過去のイベント概要等は以下をご覧ください。


模擬AU2024の実施
日本初となる模擬AUの総会が行われました

第二回模擬AUのローンチイベント開催
第二回模擬アフリカ連合(AU)会議ローンチイベントが開催され、参加者募集が始まりました!

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