2022年度“日系サポーター研修”が始まりました!

2022年8月17日

左からルイス・フェルナンド在名古屋ブラジル総領事、吉實研修員、JICA中部所長小森、JICA中部後藤

可児市子育て健康プラザmanoにて同僚と

定住ブラジル人のための行政手続きサポート業務を行っています

可児市多文化共生センター“フレビア”前にて

2022年6月から2023年3月まで、日系ブラジル人が多く住む岐阜県可児市において、吉實よしおさん(ブラジル・ミナスジェライス州)が「在日日系ブラジル人へのソーシャルワーク」研修を行っています。
吉實さんは “日系サポーター研修”の第1期研修員として2020年度の試行開始時から研修に参加していますが、コロナ禍のため来日することができず、今年ようやく実地研修ができるようになりました。これまでオンラインにて研修を行ってきた研修先・可児市国際交流協会と3年越しの対面を果たし、これまで取り組めなかった課題等について、共に精力的に取り組んでいます。
以下、吉實さんに自己紹介と活動内容の紹介をしていただきます。
------
ボンジーアBom Dia!
日本へ来てから1か月が経ちました。
今から皆さんにほんの一部ですが、この1ヶ月の出来事を紹介したいと思います。
ブラジルから32時間のフライトのあと、私はJICA中部へ向かいました。そこで来日時オリエンテーションを受け、今後の注意点やアドバイスを色々いただきました。そのあと名古屋にあるブラジル総領事館へ表敬訪問し、領事に私のブラジルでの活動や、今後のJICA日系サポーター研修についてお話させていただきました。
名古屋から可児へ移動し、国際交流協会での活動が始まりました。「ついに始まった」と思い、緊張が高まりドキドキしてきました。
着任してからの一か月間は、可児市役所や可児市子育て健康プラザmanoで研修があり、窓口で在住外国人のサポートをしているブラジル人やフィリピン人の相談員の方たちと一緒に、相談者のお話を聞かせてもらいました。そこでは、通訳という仕事の重要さや大変さを体験することができました。また、市長にもご挨拶する機会をいただき、ここでも緊張しました。
フレビアにおいてもいろいろな活動があり、まだまだ皆さんにお伝えしたいことがありますが、それはまた次の機会に報告したいと思います。
チャオChao!