【世界を旅する千ちゃん】タイで活動するJICA海外協力隊

JICAボランティア事業

2021年7月21日

JICA中国Twitter、Facebookでも千ちゃん情報を発信しています

JICAプラザ入口で皆さんをお出迎えしている当センターのキャラクター「千(セン)ちゃん」
高校3年生の春、広島県へ転校することになった千ちゃん。
その道中に不思議な体験をし、気が付いたら海外へ!

千ちゃんがタイで助けられた「JICA海外協力隊」とはどんな人たちなのでしょうか。

あなたの「できること」で貢献する草の根レベルのボランティア

JICA海外協力隊は開発途上国からの要請を受け、自分の技術や知識、経験をその国の人々のために生かしたいと望む人を派遣するJICAの事業です。
隊員たちは現地の人々と共に働き、彼らと同じ言葉で話し、相互理解を図りながら貧困、医療、教育問題など、その国が抱える課題に取り組みます。

20歳から69歳までのだれでもチャレンジすることができ、これまでに98か国、5万人もの人がアジア、アフリカ、中東、中南米、大洋州、東欧などで活動してきました。
これまでにタイへは1,055人が派遣され、そのうち61人が中国地方5県出身者で日本語教育や電気・電子機器などの分野で活動してきました。
(2021年6月30日時点)

千ちゃんが聞く!(タイ・マーケティング隊員・濵崎 優磨さん) 

現在はJICA中国センターで働く濵崎 優磨さんにインタビューする千ちゃん

今回は千ちゃんがJICA海外協力隊としてタイで活動した濵崎さんにインタビューをしてくれました。

- JICA海外協力隊はどうやって知ったんですか?
高校生のとき、担任の先生が海外協力隊員だった友人の話をしてくれたんです 。
それが日本では考えられない経験をした話だったので、興味が沸かず「自分がなることはない」って思いました。

- 高校生のときは「なることはない」と思った協力隊に応募したのはどうしてですか?
担任の先生の話では自分にできるかなと不安に感じることもあったのですが、応募を呼び掛けるイベントに参加して協力隊経験者と直接話すことで活動や生活のイメージを掴むことが出来ました。
そして、タイは旅行で何度も訪問していて、そこで出会った人々のためになる活動をしたいという思いが強くあって協力隊に応募しました。

- 転職や留学ではなく、協力隊を選んだ理由はありますか?
10代の頃から世界と繋がるようなことをしたいと考えていて、それまでに転職も留学も経験していました。
就職して10年以上たった時にこれまでに経験したこと無いキャリアを積みたいと思って青年海外協力隊の道を選択しました。
また、これまでの仕事の経験や知識を現地の人のために活かせることも選んだ理由です。

- 応募のするときにどんなことに悩みましたか?
30代半ばでの応募だったこともあり、協力隊としての活動が終わった後の進路をどうするかとの悩みはありました。
今はJICA中国センターで開発途上国の課題を自社の技術や製品で解決したいと考えている日本の企業を支援する仕事についていますが、協力隊での経験もプラスになったと感じています。

自分の「やりたい」ことについて考え始めた千ちゃん

- 最後に、私と同年代の中高生にメッセージをお願いします
何をするにしても遅すぎるということはありません。
私は30代半ばでタイ語を勉強し始めて日常会話は問題なくできるようになりました。機会があればまた違う国の言語も身に着けたいと思っています。
言語だけでなく、自ら「やりたい!」と思うことは何でも挑戦してほしいです。

濵崎さんがタイでどんなふうに活動していたかが垣間見れる「JICAだより」は関連リンクよりご覧いただけます

JICAプラザでお待ちしています

千ちゃんはJICA中国内にあるJICAプラザで皆さんをお出迎えしています。
一緒に写真を撮っていただけますので、お近くにいらした際はぜひお立ち寄りください。

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気軽に旅行に出られない今、千ちゃんを通じて海外の生活を感じてみるのはいかがでしょうか。