【実施報告】2025年度「アルゼンチン ビジネス調査団」日本の酒類、醸造製品企業10社がアルゼンチンでビジネス連携調査を実施しました
2025.10.09
中南米地域の人口規模は 6億人を超え、消費市場としても有望です。日本企業の進出先として期待が持てます。これらの国々は歴史的に日本と良好な関係を築いており、多くの日系社会が存在します。JICA は日系社会を通して日本企業との連携を促進することで、現地の開発課題解決を目指しています。
アルゼンチンではハビエル・ミレイ大統領の政権が2年目に入り、ビジネス環境の改善が見込まれています。また、同国は親日国で高品質な日本食を求める機運が高まっており、中部地域の 県人会(愛知、岐阜、三重、静岡)も存在します。
アルゼンチンビジネス調査団の集合写真
今回の調査は、本年7月に実施した「中南米日系社会ビジネスリーダー本邦招へいプログラム」にて来日したアルゼンチン起業家らと連携して行われたものです。中部地域の企業がアルゼンチン市場で新展開を図る足がかりとして、現地との関係構築と継続的な交流・協力が期待されます。
このような背景から、日本産食品の魅力発信と日系企業との関係強化を通じ、日本経済と地域活性化への貢献を目的に派遣されました。
<関連リンク>
アルゼンチン・メキシコの日系社会を代表する食品ビジネスリーダー9名を招へい、日本産品の輸出拡大に向けて、視察・交流会を実施 | ニュース・広報 - JICA
調査団は市場調査や関係者との面談、日本食紹介イベントを通じて輸出に向けた情報収集と商談を行いました。その様子は中日新聞にも掲載されました。
現地日本食関連企業向け試飲・試食会の様子
現地バーテンダーやインフルエンサー向け試飲・試食会の様子
料理・バーテンダー専門学校で製品説明をする様子
日本食普及イベントでの本邦招へい者と調査団の交流の様子
【中日新聞のリンク】
アルゼンチン訪問のJICA調査団、醸造の販路拡大へPR 日本食イベント開催:ニュース:中日BIZナビ
2025年10月30日には、JICA中部にて帰国報告会を実施します。アルゼンチン市場の魅力や現地の日系企業への期待、現地で感じたビジネスの可能性等を報告・発信します。 また、本調査団に同行した名古屋国税局からの報告や、メディア(テレビ愛知および中日新聞)からも本調査団についての今後の記事掲載予定や放映予定について情報共有がなされます。
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