【施設訪問】東広島市立学校教育研究会小学校社会科委員会

2023.08.28

世界と私たちの生活とのつながりを考える

 東広島市立学校教育研究会小学校社会科委員会に所属する先生方が、8月23日(水)にJICA中国を訪問し、開発教育支援事業とは何か、講義を受けられました。
 はじめにアイスブレイキングとして開発途上国の国旗などを紹介し、それをふまえて国際協力はなぜ必要なのか、JICA中国はどのような活動を行っているかを紹介しました。日本からの視点だけではなく開発途上国から見た視点を紹介し、学校の先生として国際協力の影響力を子どもたちに教える重要性を再確認していただきました。
 また、世界とのつながりを考えるひとつの例として挙げられる「バーチャルウォーター」は、私たちの日常生活にどのように関わっているのかを実際にカードを使って体験してもらいました。コーヒーや牛丼、ハンバーガーなどを作るうえでどれほどの水を消費するのかを、グループ内で「材料が多いから水も多く使うだろう」「これはどうだろう」など話し合って、水を多く消費する順番でカードを並べてもらいました。「ほとんど同じ回答になったね」「少し違うね」などほかのグループとの交流もあり、楽しく参加されている様子でした。

開発教育支援事業の講義

アイスブレイキングで開発途上国の国旗紹介

参加型で学びあいました

 今回の活動を通して、開発教育支援事業とは何か知るきっかけになったのではないかと思います。
 JICAはこれからも、教育現場で活躍される先生方へのサポートを通じて、グローバルな視野を持った子どもたちの育成に貢献していきます。
 今回お越しいただいた東広島市立学校教育研究会小学校社会科委員会の皆さん、ありがとうございました。ぜひまた機会があればJICA中国へお越しください!

報告:叡啓大学2年 ヒギンボサム 里咲(ひぎんぼさむ りさ)(公益財団法人ひろしま国際センターインターン)

■ 関連リンク:JICA中国施設訪問「国際理解教室」 | JICA中国 - JICA

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