【実施報告】山口から世界へ!JICA海外協力隊2024年度1次隊4名による表敬訪問
2024.07.22
6月末に派遣前訓練を終えた山口県出身の2024年度1次隊JICA海外協力隊隊員4名が、山口県庁・山口市・岩国市・下関市・防府市を表敬訪問しました!
・川口泰隊員(派遣国:ラオス/職種:水質検査)
・中村友里隊員(派遣国:マラウイ/職種:臨床検査技師)
・三浦勇志隊員(派遣国:サモア/職種:獣医・衛生)
・藤富絵里香(派遣国:ザンビア/職種:公衆衛生)
7月22日(月)、山口県庁の待合室では、同じ訓練所で一緒に訓練を受けた隊員同士の再会、また、初めて会う同郷出身の隊員同士4名が集まり、これまでの経験、現地での活動内容、出国前の準備など、出発前の思いを語り合う場面がありました。
※JICA海外協力隊は、合格後に派遣前訓練を実施しており、派遣国の使用言語によって、訓練場所が異なります。
https://www.jica.go.jp/volunteer/training_center/index.html
山口県平屋副知事より、「山口県民として、困難にくじけない不撓不屈の精神で活動に専念してほしい」と隊員4名に激励の言葉がありました。派遣隊員の自己紹介では、訓練所で習ったばかりの現地の言語で自己紹介をする場面もあり、現地での活動に対する姿勢と熱意を感じます。
出発表敬の様子
出発表敬前の待合室にて
川口隊員は、ラオスのチャンパサック県パクセー市の水道公社にて、飲料水の品質改善に取組む予定です。「困っている人のために、自分のこれまでの経験で役立てることがあれば、全力を尽くしたい。また、山口県の魅力を発信していきたい」と決意を伝えました。
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中村隊員は、マラウイマンゴチ県病院で、臨床検査技師として、臨床検査や機材の使用方法の指導をします。「お互いの文化を理解する姿勢を現地では忘れず、帰国後も日本社会の外国人の方に寄り添えるようになりたい」と述べました。
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三浦隊員は、サモアの農業水産省にて、家畜の検診、疾病予防の指導や衛生検査の指導に取組みます。「日本で得た知識や経験を持って、サモアの獣医療・衛生環境に貢献しながら、現地の風習や文化を知るために、季節毎のスポーツや行事などに積極的に参加したい」と抱負を語りました。
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藤富隊員は、ザンビアの保健省にて、感染症予防の推進活動、母子手帳の普及や予防接種の実施に取組みます。「山口県から派遣された協力隊経験者の取組みや繋がりを大切に、自分のできることを見つけて取組みたい」と話しました。
岩国市では、出発&帰国表敬を執り行い、隊員2名が福田市長と懇談をしました。
8月から、現地への渡航が開始しますが、これから2年間のJICA海外協力隊活動が充実したものとなることを願っています、気を付けて、行ってらっしゃい!
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