広島県出身者3名がJICA海外協力隊として各国へ派遣されます!
2024.08.01
山根副知事(中右)と井手隊員、黒瀬隊員、中本隊員
今回は3名の方が広島県からJICA海外協力隊として派遣されることになりました。
パラオの小学校で活動する黒瀬さん
タンザニアの大学で体育を教える井手さん
ベナンの保健センターで活動する中本さん
山根副知事にご対応いただき、それぞれの自己紹介から協力隊への応募動機に触れつつ、広島県の魅力について盛り上がりました。
世界の課題解決に貢献する人が広島から出発するということは広島の誇りであり、言葉や文化などの困難な課題にも前向きに取り組んでいってほしい。平和はもちろんのこと、皆さんが感じている広島の魅力を世界の人に伝え、任国での活動と経験が有意義なものになるよう期待していますと激励をいただきました!
健康と安全には気を付けながら、活動と現地の生活を楽しんで帰ってきてくださいね。
いってらっしゃい!
尾道市からは黒瀬さんがパラオ共和国へ派遣されます!
黒瀬さんは尾道市の小学校に勤務しており、パラオではアンガウル島という自然が多く残る人口120人の小さな島の小学校で活動予定です。
平谷市長からは尾道市医師会がパラオに透析用の医療器材を寄贈したことがあり、尾道市と関わりがあることを紹介してくださいました。
尾道市として海外からのお客さんを迎え入れることも多く、市内には多くの外国人旅行客の姿も多く見られます。そんな中、自ら外に出て勉強しようとしている姿勢はとても素敵であり、食や習慣などいろんな経験をして交流をしてきてほしいと激励をいただきました。
右から)平谷市長と黒瀬さん
尾道市役所での表敬訪問
広島市からは井手さんがタンザニアへ派遣されます!
井手さんは広島市内の学校で保健体育の教諭として勤務されており、タンザニアでは世界遺産にも登録されているザンジバル島の国立大学で体育指導をする予定です。
松井市長からは、教員経験を活かし、サッカーなどでの交流をとおして平和文化も伝えていってほしい、ネガティブの部分をポジティブに変える意識で物事を見てきてほしいと激励をいただきました。
井手さんは広島市の現職教員として派遣されることから、松井市長だけでなく広島市の松井教育長も同席していただきました。松井教育長からは、タンザニアでは教員となる若者へ、帰国後は日本の若い世代へ、中核的な立場として日本とタンザニアの次世代を育てていってくださいと激励をいただきました。
松井市長(右)と井手さん
広島市役所での表敬訪問
呉市からは中本さんがベナン共和国へ派遣されます!
中本さんは看護師として広島で勤務された後、長崎で熱帯医学の勉強をされ、ベナンに派遣されてからはジャコトメ市の保健センターで活動予定です。
ベナンの気候や文化的背景に触れながら、生活の苦労や日本との違いで戸惑うことも多いかもしれないが、先入観なく新しいことを学んできてほしい。外へ飛び出すバイタリティーとその経験は呉市としてもとても貴重なので、是非現地から呉をつないで若い世代の好奇心を刺激してほしいと激励をいただきました。
新原市長(右)と中本さん(左)
呉市役所での表敬訪問
黒瀬さん、井手さん、中本さん、健康と安全には気を付けながら、活動と現地の生活を楽しんで帰ってきてくださいね。
いってらっしゃい!
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