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【施設訪問 実施レポート】児童デイサービスあおぞらー世界のいろいろな国を見て、知って、体験しよう!―(2024年8月27日JICA中国訪問)

#4 質の高い教育をみんなに
SDGs

2024.08.27

カンガというアフリカ布で帽子を作っている様子

2024年8月27日(火)、「児童デイサービス あおぞら」のみなさんが、JICA中国を訪問してくれました。
今回は、JICA中国でインターンを行っている私たち大学生3名がプログラム内容を考え、当日の進行も行いました。海外への興味や関心を持ってもらうのと同時に、遠い国にも日本と似ている部分があることを発見できるようなプログラムを準備しました。テーマは「世界旅行」です。

世界にはいろいろな国があって、違うところも似ているところも面白い!と思える時間に!

ロビーでみなさんをお迎えし、プログラム実施場所に移り各自が自己紹介をしてから、「みなさんをこれから世界のいろいろな国へお連れします」という言葉とともにプログラムをはじめました。最初に、インターン生3名それぞれが滞在経験のあるトルコ、イギリス、インドネシアを紹介しました。それぞれの国の言葉や人口・面積・代表的な料理などを伝えた後、児童デイサービス あおぞらの子どもたちに、世界の国旗シート表から3つの国の国旗を探してもらったり、国の写真を見ながらクイズに答えてもらったりしました。たとえば、インドネシアにあるボロブドゥール遺跡の写真を見せながら「これは何だと思う?」と質問をすると、「お城?」「神社?」など様々な意見を伝えてくれて、とても盛り上がるプログラムとなりました。

次に、アフリカ布の「カンガ」を使って、帽子を作る体験を行いました。東アフリカの伝統的な布であるカンガについて紹介したのち、1枚の布で様々な使い方ができること、帽子にもなることをお見せし、子どもだけでなく、同行された先生方も一緒になって実際に帽子作りを体験してもらいました。一人一人が色とりどりのカンガを頭にかぶり、ねじって帽子を作った後は、みんなで写真を撮りました。

その後、ひろしま国際プラザ内にある図書館へ行き、世界のいろいろな言葉で書かれている絵本や漫画を見たり、折り紙の魚で魚釣り体験もしてもらいました。お友達と一緒に本をのぞく子、一人でじっくりと本を読んでいる子など、多様な楽しみ方をする姿が印象的でした。

プログラムの最後は、世界の衣装や楽器を体験する時間です。韓国の民族衣装チマ・チョゴリを着てみたり、お友達と一緒に太鼓をたたいたり、とても楽しそうな様子を見ることができて、私たちも嬉しくなりました。

今回のJICA中国での体験が、「児童デイサービス あおぞら」のみなさんにとって、海外に興味や関心を持つきっかけとなればとても嬉しいです。ぜひまたJICA中国へ来てくださいね!

報告:JICA中国インターン生 広島大学 教育学部 大智みらい

紹介している国の旗を探します

クイズを出して、みなさんに考えてもらいました

世界の衣装や楽器を体験!

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