【島根県:実施報告】島根から世界へ!3名の新隊員が丸山知事へ表敬訪問を行いました!
2024.11.28
丸山知事へ派遣に向けた抱負を語りました。
2024年11月15日(金)、2024年度2次隊として派遣される3名のJICA海外協力隊員が島根県庁の丸山知事を表敬訪問し、それぞれの派遣国で予定している活動内容や抱負を語りました。
ラオスに派遣される出雲市出身の桐原勇斗さんは、ラオス南部のチャンパサック県の教育スポーツ局に所属し、自身が中学から大学まで打ち込んだ経験を活かし陸上競技(短距離・跳躍種目)の指導にあたります。陸上競技自体がまだまだマイナーなラオスでまずはファンや競技人口を増やすことを目指し、同時に競技力の向上や指導者の育成にも取り組みます。
ガーナに「障害児・者支援」の職種で派遣されるのは同じく出雲市出身の佐野一矢さん。佐野さんはガーナ南部にあるアクロポン盲学校に派遣され、在校している約1,000名の学生を対象に視覚障害者スポーツを通じた健康増進や生きがいの創出、また同校の教員向けに指導法や教材の作成・活用方法の助言などに取り組みます。以前から同分野の活動に取り組んでいた佐野さんは「特に開発途上国では障害者は後回しになることが多い。スポーツを通して社会参加ができるようにしたい」と語りました。
南米ボリビアに「環境教育」隊員として派遣されるのは六車なつこさん。大阪府出身ですが、海士町で過ごした高校時代にJICA海外協力隊経験者やグローカルプログラム実習生(※)と関わる中で自身も参加してみたい!と思うようになり参加を決めました。ボリビアではコチャバンバ県の環境・水資源部流域管理事務所に所属し、「ボリビアの長年の課題である水質汚染や水資源不足に取り組むため、地域住民等への環境に関する啓発活動に取り組みたい」と意気込みました。
丸山知事からは、「慣れないことや土地で大変なこともたくさんあると思うが、頑張ることと頑張りすぎないことのバランスを保つことが大事。健康に留意してパワーアップして帰ってきてください、頑張ってください」と激励の言葉をいただきました。
また表敬終了後には、島根県青年海外協力隊を育てる会の井上量夫事務局長から応援の気持ちを込めて、隊員のみなさんに激励金が手渡されました。
今回表敬訪問した3名は2024年11月下旬から順次それぞれの国に出発します。
楽しいことも時には辛いこともある2年間になると思いますが、帰国時には参加して良かった!と思える2年間になるように島根県から応援しています!いってらっしゃい!!
(記:島根県JICAデスク 舛本 才智)
島根県から記念品の「しまねっこ」グッズをいただきました。
島根県青年海外協力隊を育てる会からは恒例の激励金をいただきました。しっかり準備を整えて頑張ってきてください!
また「しまねっこ」ぬいぐるみもいただきました。世界各国からの「こんなところにしまねっこ?!」写真をお楽しみに!
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