【鳥取県：実施報告】 JICA 海外協⼒隊 鳥取県南部町グルーカルプログラム第2期生による帰国表敬と報告会を実施しました
2025.06.06
懐かしい地域の方々に帰国報告を行う井上さん
JICA海外協力隊グローカルプログラム （以下GP）＊第2期生として、鳥取県南部町で実習を行った井上貴絵さん（派遣国：ルワンダ/職種:コミュニティ開発）が２年間のJICA海外協力隊の活動を終えて帰国し、南部町で帰国表敬・報告会を行いました。
井上さんは、2022年7月から9月まで、鳥取県南部町のJOCA南部でGP実習を行いました。実習中は、グローカルプログラム実習先の前任者で、ケニアに派遣されているＪＩＣＡ海外協力隊員と南部町の小学生をオンラインで繋ぎ、異文化交流の場を作りました。また、JOCA南部が定期的に開催する子ども食堂で配膳等のボランティア補助を行ったり、地域のイベントやボランティアに参加し、南部生涯協力隊（JOCAのボランティア組織）の活性化を図ったり、様々な活動を行いました。
帰国報告会では、ルワンダでの活動の報告を行いました。井上さんは、コーヒー農家とウォッシングステーション（コーヒーチェリーを洗う施設）への訪問や聞き取り調査を通じ、ルワンダコーヒー業界の現状や課題を学んだそうです。また任地のコーヒー農家約40軒を対象にワークショップを開き、コーヒー試飲活動にも取り組まれました。帰国後はルワンダで学んだ経験を活かし日本のコーヒー業界への還元を目指すとのことです。
また、陶山南部町長への表敬訪問では、南部町での経験がルワンダの活動や現地での生活にとても活かされたと、南部町長を始めとする南部町の皆さまへの感謝の言葉が述べられました。
（＊）JICA 海外協力隊グローカルプログラムとは： JICA海外協力隊として派遣される「グローバル」な人材が日本国内の課題を理解し、解決に向けて経験を積むことを通じて途上国での活動に必要なスキルを身に着けることを目的に自治体が実施する地域活性化、地方創生等「ローカル」な取組みに参加するプログラム。海外活動終了後には日本の地域で貢献する、「日本から海外へ、海外から日本の地域へ」という人の流れを促すJICA海外協力隊の社会還元活動をより強化する試み。
https://www.jica.go.jp/volunteer/glocal_program/index.html
鳥取県南部町での表敬訪問
南部町の陶山町長にご挨拶
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