【JICA中国 施設訪問 実施レポート】少人数だからこそできる 生徒と教員が共に学ぶ「世界の現状」-北広島町立芸北中学校-(2025年11月6日実施)
2026.02.13
みんなで集合写真!
毎年、秋にJICA中国の施設訪問プログラム「国際理解教室」を利用してくださる北広島町立芸北中学校。今年も3年生の生徒10名、教員3名の13名が、JICA中国を訪問されました。
今回は、少人数だからこそ一緒に学ぶことのできる先生と生徒の活動の様子をお届けします。
まずは、世界の課題について学ぶ時間です。世界の様々な地域の水問題、食糧問題、教育格差などについて、写真を見せながら講師が説明していきます。時折出てくるクイズには、近くの生徒同士で相談しながら真剣に考えていました。講師の質問に積極的に手を挙げて答える生徒のみなさんの様子に、会場の熱気がどんどん高まっていきました。
その後は、世界の現状を体感しながら学ぶ「貿易ゲーム」の時間です。
今回は生徒のみなさんの発言の一部をピックアップしてお届けします。
ぜひ、どんなゲームなのか想像しながら、生徒から上がったコメントをお読みください。
「このままだと、お金はたまるがむなしさも募る!」
「きれいな心がどこかへ行ってしまった…」
「よし、他のグループと一緒に団結してお金を儲けよう!」
「お願いします。ものさしと紙を3枚交換してください」
「このゲームの目的は『勝ち』を決めることだから、平和ではいられない!」
「これ、いったい何の価値があるんだろう…」
「私たちは、コツコツ自分たちのグループで働いて、他のグループとは関わらない。それが一番平和だ」
「あー!どうあがいても、あのグループには勝てないわ」
これらは、「貿易」を中心に、世界経済の動きを擬似体験することができるゲームの中から出た言葉でしょうか、それとも現実の国際社会をふり返ってみての嘆きの言葉なのでしょうか。参加者はゲームを通じて様々な気づきがあったようです。
その後は「ひろしま地球ひろば」で展示の見学や、世界の様々な衣装や楽器を体験する時間です。特に、アフリカ諸国で使われている親指ピアノにはみなさん興味津々で、友だちの耳元で音を鳴らしたり、独特な音色を楽しんでいました。
そして最後は、みなさんが楽しみにしていたお昼ごはん。JICA中国にはレストランが併設されており、毎日世界の様々な地域の料理を、バイキング形式で楽しむことができます。料理をお皿にとって、みんなで「いただきます!」。世界の珍しい料理に驚きながら、楽しまれた様子でした。
みなさんが学校に帰られてから、担当の先生からこんなメッセージをいただきました。
「お忙しいところ、様々な準備をしていただきありがとうございました。まさに百聞は一見に如かずでした。貴重な体験をすることで、生徒たちの今後の考え方や感じ方に大きく影響したと思います。また今後もお世話になると思います。よろしくお願いします。」
芸北中学校3年生のみなさん、先生方、ありがとうございました。また来年、みなさんの後輩に会えるのを楽しみにしています。
貿易ゲーム どうやってゲームを進める?
貿易ゲーム 先生にも協力していただきながらゲームを進行します
アフリカ地域で使われているカリンバ(親指ピアノ)
JICA中国では時期によって様々な展示をしています
いただきます!
バスに乗ってバイバイ!また来てくださいね
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