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【JICA中国 施設訪問 実施レポート】「知らなかった!」からはじまる、世界との出会いーラボ・パーティ―

#1 貧困をなくそう
SDGs
#4 質の高い教育をみんなに
SDGs
#10 人や国の不平等をなくそう
SDGs

2026.10.13

世界の衣装を着て、みんなで集合写真

はじめて知るスリランカの文化や暮らし

広島県内で活動する「ラボ・パーティ」に参加する皆さんが、JICA中国を訪問してくれました。
ラボ・パーティは、異文化理解やコミュニケーションを大切にしながら、英語を通じて世界の童話や民話、劇、絵本などに親しむ活動を全国各地で展開しています。今回、その活動の一つとして行う英語劇のひとつに、スリランカを題材にしたものがあり、「スリランカの文化や暮らしを知りたい」と、幼児、小学生、中学生、高校生、大学生、保護者の約50名が夏休みの1日をJICA中国で過ごしました。

まずは、JICA海外協力隊員が世界各地で撮影した写真を見ながら、クイズに挑戦です。日本では見慣れない風景や、私たちとは異なる生活の様子に、「えー!」「知らなかった!」と驚きの声も。写真をきっかけに、遠い国の暮らしを少し身近に感じてもらいました。
続いて、JICAスリランカ事務所で企画調査員として働いていた片山美弥さんが登壇し、スリランカの文化や暮らしについて話してくれました。ライオンが描かれた国旗を話の入り口に、スリランカに暮らすさまざまな民族、宗教、歴史について紹介します。スリランカの子どもたちが交わすあいさつの動画を見ながら、シンハラ語の「アーユボワーン」という言葉についても学びました。「アーユボワーン」には、「こんにちは」という意味だけでなく、「あなたが長生きしますように」という願いも込められているとのこと。
スリランカは多民族国家ですが、シンハラ人とタミル人で全体の90%以上を占めています。そのような背景をもとに、「シンハラの人とタミルの人が話すときは、何語を使うでしょう?」というクイズも出されました。答えが「英語」と分かると、普段から英語を使用して活動している参加者から驚きの声が上がりました。
スリランカの伝統衣装サリーの紹介では、実際に生地に触れる体験も。「さらさらしてる!」と、美しい色や手触りに興味津々の様子でした。
さらに、スリランカの食文化を代表するカレーについての話の中で、カレーやごはんを右手のみで食べる文化を知り、「手で食べると、よりおいしく感じる」という片山さんの話に、みなさん興味深そうに耳を傾けていました。実はスリランカを代表する産業のひとつは紅茶です。豊かな自然の中で育てられる茶葉は「セイロンティー」として世界中で親しまれており、日本で私たちが口にしている紅茶はスリランカ産のものがたくさんあります。普段飲んでいる紅茶を入り口に、日本とスリランカとのつながりにも目を向けました。

お昼は様々な国の料理が食べられるJICA中国にあるレストラン「ラコルト」でバイキング。自分の好きな料理を見つけ、嬉しそうにおかわりをしている参加者の様子がとても印象的でした。
午後の世界の民族衣装を体験する時間では、細かい刺繍を施した衣装に保護者の皆さんが興味津々でした。また、普段神楽で太鼓を叩いているという小学生が、ひろしま地球ひろばにあるアフリカンドラムを使って神楽の演奏をしてくれました。日本のリズムとアフリカンドラムという国と地域を超えた音色に、施設を利用されていた他のお客さまも足を止めて楽しんでいました。

今回の訪問プログラムでは、ラボ・パーティの皆さんに、写真やクイズ、動画、民族衣装などを活用しながら、スリランカの文化や暮らしについて紹介しました。参加者からは、「アジアやスリランカにどっぷり浸った時間になりました」との声が聞かれ、スリランカへの理解を深める機会となりました。
英語劇をきっかけに始まった今回の学びが、スリランカへの関心を深めるとともに、世界のさまざまな国や文化に目を向けるきっかけになれば幸いです。

スリランカの紹介をする片山さん

はじめて触れるサリー

楽しみにしていたお昼のバイキング

世界の楽器体験 アフリカンドラムはどんな音?

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