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【岡山県:ブース出展報告】たかしま防災クエスト大作戦2026にJICA中国ブースを出展しました!

#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs
#13 気候変動に具体的な対策を
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2026.10.19

協力隊経験者のスタッフが、世界で起きている災害について子どもたちに質問する様子

今年も地域が一体となって開催

2026年9月26日(土)、岡山市立高島小学校で、岡山市立高島公民館と高島・旭竜防災グループ(TKB)が主催する「たかしま防災クエスト大作戦2026」に参加しました。TKBには、JICA海外協力隊として、開発途上国で防災・災害対策の職種を経験した隊員が有志で関わっています。

今年で4年目を迎えた本イベントに、JICA中国は昨年に引き続き参加し、ブース出展を行いました。

昨年は、アフリカ諸国出身のJICA留学生が講師となり、停電や断水など、開発途上国で日常的に起こり得る状況への実践的な対処法や暮らしの中で培われた生活の知恵を、災害時にも役立つ知識として小学生に紹介しました。
イベント後には参加した子どもたちが同じ地域で暮らす留学生と別の機会で再会する場面もあったそうです。スタッフからは、「イベントをきっかけに顔の見える関係が生まれた」との声も聞かれ、防災学習を通じた交流が、地域における新たなつながりづくりの一助となっていることを実感しました。

今年はあいにくの雨により、屋外で予定されていたプログラムの一部は中止となりましたが、地元の高校や大学、企業など、多くの地域の関係者が参加しました。小学生を対象としたイベントでありながら、世代や立場を超えて地域全体で防災について考え、学ぶ貴重な機会となりました。

「きみも、国際緊急援助隊」世界で助け合う仕組みを学ぶ

今年のJICA中国ブースでは、世界各地で発生する自然災害が注目を集めていることを踏まえ、JICAが事務局機能を担う「国際緊急援助隊(JDR)」の活動を紹介しました。ブースでは、実際に緊急援助隊員が使用するベストや帽子、ヘルメットの着用体験のほか、顔はめパネルやマネキンなどの記念撮影コーナーを設置しました。

当日は、児童35人を含む47人がJICA中国のブースを訪れました。装備品を実際に身につけてみると、子どもたちからは、
「ヘルメットは暗い場所でもわかりやすいようにオレンジ色なんだね」
「帽子には“Disaster Relief Team(国際緊急援助隊)”と書いてある!」
「ベストにはポケットがたくさんあって、細かいものをいろいろな場所に入れられる」
「帽子のサイズは自分の頭に合うように調整したほうがいいね」
など、気づきの声が上がりました。

ブースではJICA海外協力隊として防災・災害対策の職種で活動した経験を持ち、現役で消防士として勤務する帰国隊員が、子どもたちと一緒に装備を確認しながら、実際の装備に「触れて、身につける体験」を行いました。

さらに、「きみも、国際緊急援助隊!」と題して架空の国「マシタカ国」で大地震が発生したという想定で地震発生から派遣決定、渡航、現地での活動、帰国までの流れを紙芝居で疑似体験してもらいました。

体験はクイズを交えながら進行し、国際緊急援助隊には救助チームや医療チームなど、現地の状況や必要とされる支援に応じて派遣されるチームが異なることや、被災国からの要請を受けて派遣されることを紹介しました。また、発災から時間が経過するとともに被災地の状況が変化し、それに応じて必要な支援も変わっていくことを学びました。

子どもたちからは、「そうなんだ」「丁寧に、でも早く現地に行けるように、いろいろな手続きを急がないといけないね」といった声も聞かれました。

最後に「世界のどこかで災害が起きたとき、日本を含む世界の国々が助け合っていること」、そして「災害はいつ、どこで起こるかわからないからこそ、困ったときにはお互いさまの気持ちが大切であること」をメッセージとして子どもたちに伝えました。

子どもたちだけでなく、一緒にブースに来てくださった保護者の方々や他ブースで出展をされていた大学生など、多くの来場者にJICAブースへお立ち寄りいただきました。国際緊急援助の説明に耳を傾けてくださったほか、関連資料を手に取っていただくなど、高い関心をいただきました。また、子どもたちが装備を体験する様子を写真に収める保護者の方の姿が見られ、ブースでの体験や交流を通じて、国際緊急援助や防災について世代を超えて考える機会となりました。

マネキンがお出迎えする装備体験コーナー。子どもたちはヘルメットやベスト、帽子を実際に身につけながら、国際緊急援助隊の活動を身近に感じていました

クイズでは次々と手が挙がり、元気よく答える子どもたちの姿にスタッフも驚きました。友達同士や親子で参加しながら、防災と国際協力について理解を深めました

お菓子が入った紙製のくす玉「ピニャータ」。中南米で活動した帰国隊員が活動中に親しんだ文化を紹介する企画として、イベントの恒例企画となっています

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