JICA長期研修員が福井で地域理解を深めました!

2023.09.15

JICA長期研修員として来日し、金沢大学・金沢工業大学・石川県立大学で学位取得を目指している開発途上国からの研修員16名が、9月7日に福井県を訪問しました。多くの研修員は金沢市近郊で生活しているため、北陸地域や日本文化について広く知る機会が限られています。そこで今回は、恐竜や史跡を活かして地域活性に取り組む勝山市と、景勝地として名高い東尋坊を訪問し、地域資源活用の一端を体感しました。
はじめに、平泉寺白山神社を参詣しました。勝山市役所から英語版のパンフレットを頂き、神社の歴史や建築様式などを学ぶことができました。研修員たちは、神社と寺、仏教と神道の違いなどについて会話を弾ませていました。

撮影:エルフィンさん(インドネシア出身)

撮影:ジャムさん(ガンビア出身)

次に、福井県立恐竜博物館を見学後、かつやま恐竜の森で化石発掘体験に挑戦しました。
この体験では、勝山市で採集された約1億2千万年前の石をハンマーとノミを使って割り、化石を発掘することができます。研修員たちは作業に没頭し、次々に植物や貝の化石を発掘していました(1人1個持ち帰り可能)。

福井県立恐竜博物館のシンボル、レインボーサウルス前での集合写真

作業に没頭する研修員たち

貝を発掘したティーティーさん(ブータン出身)

最後に、柱状節理で有名な東尋坊を訪れました。天気にも恵まれ、研修員たちは雄大な日本海をバックに写真撮影を楽しんでいました。大学や出身国の垣根を越え、交流を深めるきっかけになったと思います。

撮影:ハミッドさん(インドネシア出身)

世界有数の柱状節理を背景に記念撮影

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ