大学生インターンを受け入れました!
2026.03.25
JICA北陸では2月16日から3月13日までの期間、インターン生3名を受け入れました。期間中は、JICA北陸が実施する事業の現場視察や関係者の方々との意見交換を通して、それぞれの関心に沿ったインターン活動に取り組みました。
インターン生の皆さん。左から、小林さん、矢澤さん、KIMさん
JICAでは、大学生・大学院生等を対象に、国際協力の現場を身近に体験していただくことを目的としてインターンシップを実施しており、当センターをはじめとする国内機関、本部、途上国に所在する在外事務所含めバラエティに富んだインターンシップを提供しております。
※実施方針は各年度によって異なりますので、JICAインターンシップに関する最新の情報は、以下をご参照ください。
https://www.jica.go.jp/about/recruit/intern/index.html
本インターンシップに参加した3名の学生から、参加の動機として挙げられたのは、開発途上国への協力を行う組織であるJICAが、日本国内でどのような役割を担っているのかを知りたいという関心でした。
国際協力というと海外での活動が注目されがちですが、国内においても地域と世界をつなぐ取り組みが行われています。
本インターンシップは、そうした国内事業を通じて、日本と開発途上国との繋がりや地域の特色を生かした国際協力への関わり方について学ぶ機会となったようです。
JICAの民間連携事業で繋がりのある会宝産業株式会社への訪問
福井大学で教育について研究している長期研修員へのインタビューを実施
ここからは、インターン期間を通して感じたことや学んだことについて、3名の感想をご紹介します!
小林 藍子(福井大学 国際地域学部)
北陸3県とJICA、諸外国がそれぞれどのように関わっているのかを知りたいと思い、インターンに参加しました。国際交流協会や民間企業の方など、多様な立場の方から多文化共生や縁のある地域に対する思いを伺う中で、地域課題と国際課題は通じるものがあり、地域の活性化は世界の活性化に繋がると学びました。また、留学生や地域で暮らす外国の方々との交流から、一つの課題に対して多角的な考えを得るために、一方だけが「学ぶ」のではなく互いに「学び合う」姿勢が大切だと感じました。今後は地域に住むすべての人を対象にした地域理解と地元・地域愛醸成について取り組み、地域課題解決に貢献したいと考えています。そして、地域の魅力を世界と未来に繋ぐ人材になりたいです。
JICA北陸の皆さま、関係者の皆さま、素晴らしい経験をありがとうございました!
能美市国際交流協会訪問後に能美根上駅の松井秀樹さんと写真を撮りました!
KIM MINJEONG(金沢大学大学院 新学術創成研究科 総合知創出科学専攻)
JICA北陸での4週間のインターンシップを無事に修了しました。私は大学院で観光を専攻しているため、当初は自分の専門分野が国際協力とどのように結びつくのか、不安に感じる部分もありました。しかし、インターンシップを通して、JICAが研修員受入事業などから開発途上国の観光振興や人材育成に協力していることを知り、観光分野からも国際協力に貢献できる可能性を実感しました。国際協力とは、特定の専門分野に限られたものではなく、「すべての国がより豊かで持続的に発展していくこと」を願いながら、それぞれが自分の専門性を活かして関わっていくものだと感じました。今回の経験を通して、これからも自分なりの形で国際協力に関わっていきたいと強く思うようになりました。皆様、大変お世話になりました!ありがとうございました!
小松市役所を訪問した時の1枚。ポムポムプリンのデザイナーは小松市の出身です!
矢澤悠斗(立命館アジア太平洋大学 国際経営学部 国際経営学科)
無事に、4週間のJICA北陸でのインターンシップを修了しました。
「富山県が掲げる多文化共生社会」と「富山市が推進するコンパクトなまちづくり」の融合という新たな切り口で、さまざまな活動に取り組みました。主に富山市役所、能美市国際交流協会、とやま国際センターなどを訪問し、それぞれの分野の専門家の方々に質問をさせていただくという貴重な経験ができました。その後、研究結果を基に、富山市およびJICA北陸に対して提案を行う機会もいただきました。また、印象的だったのは、能登地域の訪問です。初めて訪れた能登が「被災地としての能登」であり、実際に被災した現場を目の当たりにしたときには、言葉を失いました。そのような状況下でも、復興に向けて歩み続ける能登の方々の姿を見て、私自身も大きなエネルギーをもらいました。短い間ではありましたが、大変お世話になりました。ありがとうございました。
JICAの長期研修員向けの地域理解プログラムで訪れた春蘭の里での一枚
最後に、本インターンシップの実施にあたり、ご協力いただきました関係者の皆様に心より御礼申し上げます。インターン生の受け入れにご協力いただいたことで、学生にとって国際協力や地域と開発途上国との繋がりについて理解を深める大変貴重な機会となりました。
今後もJICAでは、次世代の国際協力人材の育成や学びの機会の提供に取り組んでまいります。引き続き、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。