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~言葉から広がる世界~ JICA北陸 国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2025表彰式を開催しました!

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2026.04.02

2026年2月28日(土)、ホテル金沢にて「JICA北陸 国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2025表彰式」を開催しました。
本コンテストは、中学生・高校生が国際協力や世界の課題について考え、自分の言葉で思いを表現することを目的として毎年実施しているものです。
当日は、北陸三県から2025年度の受賞者と受賞校の代表者やそのご家族、教育関係者が参加し、それぞれの作品に込められた思いをたたえるとともに、国際社会や未来について考える貴重な機会となりました。
今回の表彰式には、JICA北陸でインターンシップを行っている学生も参加し、世界の課題に真剣に向き合う姿に大きな刺激を受けたと語っていました。

表彰式の様子

式では、受賞者一人ひとりの名前が呼ばれるたびに会場から温かい拍手が送られ、作品に込められた思いや経験の重みをたたえ合う時間となりました。
今年度のテーマは、「世界の幸せのために私たちができること~未来へつなげるために~」。
身近な出来事をきっかけに社会課題へ関心を広げた作品や、環境問題、国際協力、多様性などさまざまな視点から、自身の体験や考えをもとにまとめられた作品が多く見られました。
表彰式は終始和やかな雰囲気の中で進み、受賞者にとっても互いの考えに触れ合う、特別な一日となりました。

一人ひとりの想いが込められた作品をたたえられた表彰式

受賞者の言葉

表彰式では受賞者によるスピーチも行われ、エッセイに込めた思いやこれまでの経験について語られました。

〇高校生の部
独立行政法人国際協力機構 理事長賞
金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校2年 橘 葵衣さん

橘さんは、環境問題や国際課題を考える上で客観的なデータや目標だけでなく、一人ひとりの主観や立場に向き合うことの大切さを伝えてくれました。

〇中学生の部
JICA北陸センター所長賞
福井県立高志中学校3年 橋本 夏怜さん

橋本さんは、日常の中で感じた違和感をきっかけに社会の中にある課題について考えた経験を語ってくれました。

橘 葵衣さん

橋本 夏怜さん

出会いと交流の時間

表彰式の後には、受賞者同士が交流する姿も見られました。海外経験のある生徒、これから挑戦したいと考えている生徒など、関心を持ったきっかけはそれぞれ異なりますが、同じテーマに向き合った仲間として自然と会話が生まれ、初対面とは思えないほど和やかな雰囲気となり、新しい視点や気づきが生まれる場となりました。

また、会場ではエッセイコンテストのこれまでの歩みを振り返るパネル展示も行いました。本コンテストは60年以上続いてきましたが、今回をもって終了となることから、その歴史を振り返る内容として作成したものです。
過去のコンテストのテーマを10年ごとに振り返るパネルや、その年の講評、北陸三県からの優秀作品の紹介などを掲載し、さらに、クイズ形式のパネルも取り入れ、楽しみながらコンテストの歴史に触れられる構成としています。
今回作成したパネルは、以下よりご覧ください。

自然に広がる会話♪深まる交流!

世界を考えるワークショップ

表彰式後には、元高校教諭でJICA海外協力隊経験者でもある三津野真澄さんによるワークショップを実施しました。コロンビアやエクアドルでの活動経験をもとに、環境問題や防災、廃棄物処理など、世界が直面する課題について紹介され、学生のみなさんはクイズやグループワークを通して「自分ならどう考えるか」「どのように行動するか」を話し合いました。グループワークでは、
「当たり前が人によって異なること」
「多様な立場から考えることの大切さ」
などについて意見が交わされ、それぞれが互いの考えを尊重しながら議論する姿が印象的でした。

知ることから始まる、世界の課題

語り合う中で広がる新しい視点(三津野講師:中央)

インターン参加レポート

今回の表彰式には、JICA北陸でインターンシップを行っていた北留祐奈さんも参加しました。以下は、北留さんの感想です。

「最高峰の賞である独立行政法人国際協力機構理事長賞を受賞した橘葵衣さん(金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校・2年)は、
「文章だけでなく、これまで 積み重ねてきた行動が評価されたことが自信につながった」と語り、さらに環境問題や国際課題を考える上で、多様な立場や主観から出発することの重要性を強調しました。また、JICA協力隊経験者である三津野真澄さんによるワークショップも開催されました。三津野さんの協力隊での経験話をもとにしたクイズや、エクアドルでの火山噴火リスクやごみ処理などの課題について、参加者が互いの考えを共有しながら新たな視点を得ている様子が見られました。私も参加者としてワークショップに参加しているうちに、皆さんの多様で斬新な価値観やアイデアに大きな刺激を受けました。今回の経験から、生徒たちが国際問題を身近なものとして考える重要性を改めて感じました。今後は自分自身も国際社会の課題に関心を持ち続け、他者と意見を共有しながら視野を広げていきたいと感じました。」

みんなで共有するたび、新しい気づきが増えていく

今日の学びを自分の言葉で書き残す(北留さん・左)

未来へつながる一日

本コンテストではこれまで、多くの中高生が世界について考え、自分の思いを言葉にしてきました。今回の表彰式は、その作品を表彰する場であると同時に、同じ関心を持つ仲間と出会い、新たな価値観に触れる中で、これからの世界について真剣に語り合う特別な時間となりました。
エッセイを書く中で生まれた”問い”や”気づき”は、一人ひとりのこれからの進路や行動へとつながり、やがて社会を変えていく力になっていくと思います。今回の出会いが、皆さんの未来へと踏み出す力強い一歩となることを願っています。これからの挑戦を心から応援しています!

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