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移住資料ネットワーク化プロジェクト

当資料館では、日本国内および世界各国の日本人の海外移住をテーマにした博物館・資料館等と連携し、当館がそれらのハブ機能としての役割を持つプロジェクトをすすめています。このプロジェクトでは、当館の情報システムを活用し、写真・資料のデジタル・アーカイブおよびインターネット上の資料展示や横断的な資料検索等を実現することで相互の移住資料が有効活用されるネットワークをめざしています。

広島市デジタル移民博物館

1885(明治18)年、第一回移民船『シティ・オブ・トーキョー号』がハワイへ向けて出航して以来、広島からは非常に多くの方が海を渡りました。移住先もアメリカ、カナダ、ペルー、ブラジルなど様々な国にわたり、全国第一位の移民送出県となりました。こうして新天地へと第一歩を踏み出し1世紀以上が経った現在、世界各地で多くの日系人が活躍をしています。

「広島市デジタル移民博物館」では、多くの方々に移民県といわれた広島、そして当時の移住者の生活への関心を高め、知識を深めていただくため、広島出身者を中心とする多くの方々から寄贈された資料をデータベースとして公開しています。

(「広島市デジタル移民博物館」トップページより)

企画・運営:広島市市民局文化スポーツ部文化担当

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サイト画面の一例

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展示資料の一例:サトウキビ耕地の労働者(ハワイ)(写真提供:広島市)

オキナワボリビア歴史資料館

1954年、米軍統治下の沖縄から「琉球政府計画移民」の第1陣278名が「うるま植民地」に到着してから50年が過ぎました。その道のりは決して平坦なものではありませんでしたが、大規模農家が定着し、現在では約900人が暮らしています。当資料館は、入植50周年記念事業の一環として2004年8月に開館いたしました。

このたび、独立行政法人国際協力機構 JICA横浜 海外移住資料館のご協力により、インターネット上に「オキナワボリビア歴史資料館」を開設し、当館の資料を皆様に公開できることとなりました。資料を通して、我々の歩んできた道や生活ぶりなどをご覧いただき、ボリビアの「オキナワ村」でのウチナーンチュを知っていただくきっかけになれば幸いです。

また、この「オキナワボリビア歴史資料館」をご覧になり、お気付きの点、また、ご存知の情報などありましたら、ぜひお寄せいただきますようお願いいたします。

開館にあたり、多大なご協力ならびにご援助をくださった沖縄県にこの場を借りて心よりお礼申し上げます。

(「オキナワボリビア歴史資料館」トップページより)

企画・運営:オキナワ日本ボリビア協会 オキナワボリビア歴史資料館

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サイト画面の一例

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展示資料の一例:入植初期のオキナワ移住地中心部(1957年頃)

アルゼンチン日本人移民史

アルゼンチンに日本人定着移民が入植してから、2006年で120年目を迎えました。世代交代がすすむ中、先駆者の語り、体験談、資料など失われていく現在、日系の歴史を若い世代の人たちが読みつ ぎ、アイデンティティを喪失しないよう留意し配慮するにあたり、総合的な移民史刊行を当世代の急務であることを痛感しました。当委員会では、この移民の実 像を語り継いでいくために移民史編纂を開始し、2006年9月に約6年間の歳月を経て、「アルゼンチン日本人移民史戦前・戦後編(それぞれ日本語版・スペイン語版)計4巻が完成しました。

そしてこのたび、独立行政法人国際協力機構 JICA横浜 海外移住資料館のご協力により、インターネット上に「アルゼンチン日本人移民史」を開設し、当資料を皆様に公開できることとなりました。資料を通して、初 期からの移住者の生活ぶりなどをご覧いただき、アルゼンチンにおける日本人の歴史と存在を知って戴けると幸いです。

(「アルゼンチン日本人移民史」トップページより)

企画・運営:社団法人 在亜日系団体連合会 アルゼンチン日本人移民史編纂委員会

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サイト画面の一例

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展示資料の一例:定着移民第一号の牧野金蔵

ペルー日系人協会 移住資料デジタルネットワーク化プロジェクトサイト

本プロジェクトは、ペルー日系人協会とJICA横浜 海外移住資料館による共同プロジェクトです。このたび、以下の二つの取り組みを行いました。

企画・運営:ペルー日系人協会

(1)ペルー日本人移住史料館所蔵資料のデジタルコンテンツ化及び「デジタルミュージアム」の構築

2012年10月25日に日本語、スペイン語、英語によるコンテンツをWEB公開しました。今後は、ペルー日本人移住史料館で開催される特別展示等のデジタル化・WEB公開といった作業をすすめ、随時公開する予定です。

(2)日本人契約移民のデータベース・検索システムの構築

2013年4月3日「日秘友好の日」にスペイン語版を、6月18日「海外移住の日」に日本語版をWEB公開しました。収録されているデータは、慶應義塾大学文学部柳田研究室が外務省外交史料館架蔵「移民取扱人ヲ経由セル海外渡航者名簿」をもとに、一部「旅券下付表」で補い作成した「ペルー契約移民データベース(18,727件)」のデータを利用しています。今後は、戦前期の全移住者データを取りまとめ、データベースの拡張を目指します。

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サイト画面の一例

中南米移住地記録写真集 1964

海外移住資料館所蔵の『中南米移住地記録写真集 1964』は、JICAの前身である海外移住事業団が南米5カ国(ブラジル、アルゼンチン、ボリビア、パラグアイ、ドミニカ共和国)の日本人移住地の様子等を記録した写真集です。

当サイトでは、この写真集に掲載された全235点の写真を、そのタイトルおよびキャプションと共に閲覧いただけます。

企画・運営:JICA横浜 海外移住資料館

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サイト画面の一例

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