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第五回 JICA 海外移住「論文」および「エッセイ・評論」募集開始!

2023.12.13

国際協力機構(JICA)は、日本人の海外移住の150年以上の歴史に対する理解と関心を高めることを目的として、2019年に「JICA海外移住論文」を創設しました。

第二回募集以降、海外移住の歴史に対してより関心のすそ野を拡げるため、論文部門の他に「エッセイ・評論」部門を加えました。テーマについては第一回で募集した邦字新聞を活用した研究に限定せず、広く「日本人の北米・中南米への移住」として実施してきました。2022年度の第四回募集では、計22件(論文5件、エッセイ・評論17件)の応募をいただき、エッセイ・評論部門では最優秀賞1名、優秀賞2名、佳作1名の授賞者を選考しました(論文部門では最優秀賞・優秀賞の該当はありませんでした)。

この度の第五回募集におきましては、引き続き「日本人の北米・中南米への移住」に関する様々な研究結果およびエッセイ・評論を募集します。日本人の海外移住の歴史に対する理解と関心を高め、移民研究のすそ野を広げるとともに、日本国内における外国人とのよりよい共生が目指されるなか、多文化共生など今日的な社会課題への気付きを得ることをねらいとして実施いたします。

広く多くの方々からのご応募をお待ちしています。

1.論文部門

(1)課題:「日本人の北米・中南米への移住に関する諸研究」
題目は自由に設定して下さい。北米・中南米の邦字新聞を活用したものを歓迎します。

(2)言語:日本語

(3)応募資格:年齢・職業・国籍不問

(4)原稿の体裁:論文の応募原稿は①標題、②執筆者名、③目次、④キーワード(5語程度)、⑤本文、⑥注、⑦引用文献リストで構成して下さい。本文の原稿字数は日本語8,000字~20,000字(A4版ワープロ)。
※論文の執筆要領については、別添参照のこと
※800字以内の要約を添付して下さい。
※未発表のオリジナル論文に限ります(原稿の著作権は当機構に属します)。

2.エッセイ・評論部門

(1)課題:「日本人の北米・中南米への移住について」
題目は自由に設定して下さい。
北米・中南米の邦字新聞を活用した作品や多文化共生への視点を与える内容を歓迎します。

(2)言語:日本語

(3)応募資格:年齢18歳以上、職業・国籍不問

(4)原稿の体裁:エッセイの応募原稿の字数は日本語3,500~5,000字(A4版ワープロ)とします。
※400字以内の要約を添付して下さい。
※未発表のオリジナル作品に限ります(原稿の著作権は当機構に属します)。

3.応募様式

・A4版縦向き用紙に横書き、36文字×30行、フォントサイズ12ポイントとして下さい。
・Word等のテキストデータで提出して下さい。
・目次、統計表・グラフ、注記、参考文献等は本文の文字数には含めません。
・別紙に氏名(ふりがな)、生年月日、年齢、連絡先(郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス)、勤務先/学校名・住所、職業、本募集を知った媒体を各々記して下さい。

4.応募先

メールのみでの受付になります。
送り先: article@jadesas.or.jp
郵送や持参による提出は受付けておりませんのでご注意ください。

上記①別紙、②本文要約、③応募原稿の順にまとめて提出して下さい。

5.応募締切

2024年6月30日(日)日本時間23:59必着

6.賞および賞品

・論文部門
 最優秀賞(1名)賞状および賞金/研究奨励金 50万円
 優秀賞(若干名)賞状および賞金 5万円

・エッセイ・評論部門
 最優秀賞(1名)賞状および賞金/研究奨励金 20万円
 優秀賞(若干名)賞状および賞金 5万円
 佳作(若干名)賞状

7.審査委員

海外移住資料館学術委員等の有識者

8.問合わせ先

JICA横浜 海外移住資料館 論文事務局(公益財団法人海外日系人協会内)
Tel:045-211-1783 Fax:045-211-1781 
E-mail:article@jadesas.or.jp

9.審査発表

時期:2024 年10 月に当館HP 上で結果を発表
論文部門授賞作:当館研究紀要編集委員の査読を通過したものは、同研究紀要に掲載、またはHPに掲載する予定
エッセイ・評論部門授賞作:当館HPに掲載する予定

10. 留意事項

(1)JICA横浜 海外移住資料館では中南米諸国で発行された邦字新聞を中心にこれらの収集・保存を進めております。したがって、今回のテーマは広く「日本人の北米・中南米への移住」としていますが、中南米諸国で発行された邦字新聞を用いた作品の応募を歓迎します。

(2)応募いただいた個人情報は当機構にて厳重に管理し、正当な理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。ただし、当機構との間で機密保持契約を締結した第三者に対し、この論文に関する業務を委託する場合を除きます。その使途としては、当論文の授賞通知およびJICAが行う本論文に関連する事業の案内のみといたします。

(3)授賞者の方々には授賞作品に関する講演等をお願いすることがあります。

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