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海外移住資料館ボランティアガイド研修会を実施!

2024.03.25

2月27日(火)に海外移住資料館ボランティアガイドの皆さんと「合理的配慮の必要な来館者に対する対応について学ぶ」というテーマで研修会を実施しました。

 午前中は、神奈川県福祉こども未来局共生推進本部室より見竹さん、小林さんをお迎えし、ともに生きる社会を目指して行っている神奈川県の取り組みについて話していただきました。平成28年7月26日神奈川県の障がい者支援施設「津久井やまゆり園」にて、多くの方が亡くなる大変痛ましい事件が起きました。このような事件が二度と繰り返されないよう定められた「ともに生きる社会かながわ憲章」や「当事者目線の障がい福祉」について学びました。「障がいのある人のために」と思って行っている行動が、実は本人の気持ちに沿っていないことがあること、「本人の気持ちになって」考えることが大事であることを学びました。

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「ともに生きる社会かながわ憲章」について説明をしてくださる見竹さん

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ケーススタディを通して、「当事者目線の障がい福祉」を考えるボランティアさんたち

その後、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」の活動を見学するため、小田原市役所へ行きました。OriHimeは遠隔操作ができるロボットで、障がいがあり、外出が難しい方でも自宅から遠隔で働けるようになっています。この日は、自宅からロボットを通して、販売の仕事をする、みさきさんの活動を見学しました。昼食休憩を取り、最後は神奈川県立生命の星・地球博物館にて、館内の見学をしながら、博物館運営やボランティアガイドの活動についてお話しいただきました。

 当館は2022年のリニューアルの際に、点字パネルや音声ガイドを導入し、すべての人が楽しめる資料館を目指しています。今回の研修を活かし、ご来館者の皆様に寄り添った対応ができるよう努めてまいります。

 また、当日はインターン生として、JICA横浜で活動していたペルー出身のビビアナさんに同行してもらい、研修の様子について、スペイン語と英語でレポートを書いてもらいました。ページ上部の「LANGUAGE」ボタンを切り替えるとお読みいただけます。

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分身ロボットOriHimeを通して仕事をしているみさきさんと参加者

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神奈川県立生命の星・地球博物館で学芸員山下さんの話を熱心に聞く参加者

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