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ペルー日系人アーティスト パッツィ・ヒグチ個展「Aprendizaje de los miedos(恐怖の学習)」 オープニングセレモニー・ギャラリーツアーを開催しました!

2024.09.10

9月6日(金)に駐日ペルー共和国大使館主催による企画展示「Aprendizaje de los miedos(恐怖の学習)」のオープニングセレモニーを開催しました。日本人のペルー移住125周年を記念する本企画では、ペルー在住の日系人アーティスト パッツィ・ヒグチ氏がコロナ禍、恐怖と向き合う経験から生み出した作品を展示しています。

主催者挨拶にて、ロベルト・セミナリオ 駐日ペルー共和国大使は、「パッツィさんは、恐怖と向き合うだけでなく、そこから学ぶことを教えてくれます。誰もが心の奥に抱えている暗がりを光が照らすように導いてくれるのです」と作品の魅力を紹介し、好奇心の赴くままに、芸術的探求を楽しみ、作品が語りかけるものを考えてみてほしいとスピーチをしました。
続いて、大野裕枝 海外移住資料館館長から、今から125年前に移民船「佐倉丸」に乗船した790名の日本人移民がペルーへ渡り、多くの困難を乗り越えて現地社会に貢献したこと、そして、今日さまざまな分野で移住者の子孫の方々が活躍されていることを紹介しました。

テープカットで開催を祝した後、ペルーから来日したパッツィ・ヒグチ氏によるギャラリー・ツアーを行いました。作品には、パッツィ氏がさまざまな素材を用いて実験と思索を重ねながら恐怖を探求した過程が凝縮されており、作品を生み出すなかで自らの恐怖を乗り越えていくことを学んだと語りました。

企画展示は9月29日(日)まで開催しています。オリジナリティ溢れる作品をぜひご鑑賞ください。

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ロベルト・セミナリオ駐日ペルー共和国大使挨拶

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テープカット

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パッツィ氏によるギャラリー・ツアー

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大野裕枝館長、ロベルト・セミナリオ大使、パッツィ・ヒグチ氏

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