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第五回海外移住「論文」および「エッセイ・評論」授賞式を行いました!

2024.12.25

2024年12月18日に、第五回海外移住「論文」および「エッセイ・評論」の「エッセイ・評論」部門 最優秀賞受賞 大島正裕さんと優秀賞受賞 小迫孝乃さんにご出席いただき、授賞式を行いました。同じく優秀賞を受賞された長沼彩花さんは、ご都合が合わず残念ながらご欠席となりました。

授賞式では、大野裕枝館長より挨拶と賞状・賞金の授与が行われ、その後、受賞したお二人からお言葉をいただきました。ボリビア・リベラルタで生涯を全うした下瀬甚吉について書かれた大島さんは「今から100年以上前にペルーからアマゾンを越えて、ボリビアへ渡った日本人がたくさんいること、その日本人の冒険心に富んだ波乱万丈の人生を多くの方、特に若者に伝えていきたいです。」と想いを語られました。ハワイへ渡ったご自身の曽祖父和助さんの生涯について書かれた小迫さんは「母の一言から始まった曽祖父のルーツ探し。様々な事実から見えてきたのは、戦争に翻弄された曽祖父の姿でした。故郷に帰ることができなかった人の歴史を知ることが大切です。」とお話しされました。

お二人の作品は、一人の移住者の人生を中心に、当時の移住の流れや移住者の生活が描かれています。ぜひこちらからお読みください。

また、第六回JICA海外移住「論文」および「エッセイ・評論」の募集も開始しています。皆様のご応募お待ちしております。

授賞式後には、作品に込めた想いなどをお二人にインタビューしました。その様子は、後日公開予定です。お楽しみに!

【画像】

大島さん(左)、小迫さん(中央)、大野館長(右)

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