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平和学習を実施しました@長崎

2024.08.07

7月22日(月)、JICA海外協力隊2024年度1次隊として派遣される5名(長崎県4名、佐賀県1名)の隊員へ向け、平和学習を行いました。
この平和学習は、JICA長崎デスク・広島デスクが出発前の隊員に向けて実施しているものです。

長崎原爆資料館、追悼平和祈念館では、平和案内人の方の説明を受けながら館内を見学し、長崎の歴史や原爆の恐ろしさについて学びました。
「被爆体験講話」では、三瀬清一朗さんに講話いただき、当時の長崎の悲惨な状況や、被爆者への差別、被爆者ゆえの生きづらさについてのお話を聴くことができました。また、「あなたにとって平和とは何ですか?」との問いかけがあり、隊員たちはそれぞれにとっての「平和とは何か」を改めて考えていました。

被爆体験講話

JICA海外協力隊は、長崎県・広島県出身の隊員が中心となり、各派遣国の方々と平和の大切さを共有するために「JICA海外協力隊による原爆展」を自主的に開催しています。
協力隊が派遣される国の方々は、日本のことは知らなくても「NAGASAKI、HIROSHIMA」という言葉は知っている方が多くいらっしゃいます。三瀬さんのお話を聞いて、平和とは「お互いを分かり合う努力をすること」・「コミュニケーションを取ること」が大切であり、隊員の皆さんには現地の方々とコミュニケーションを取りながら、活動を通じて平和についての想いを共有していただきたいと思います。

講話をしていただいた三瀬さんから、出発隊員に「是非!派遣される国の皆さんと長崎や日本のことを話すきっかけにしてください」と手ぬぐいをいただきました。お互いを知るための貴重なコミュニケーションのきっかけをいただき、隊員たちは講話をしてくださった三瀬さんに心からの感謝を伝えていました。長崎のこともたくさん伝えてきてくださいね!

頂いた手ぬぐい

お問い合わせ:

JICAデスク長崎 担当:小田
TEL:095-823-3931 ((公財)長崎県国際交流協会内)
Eメール:jicadpd-desk-nagasakiken@jica.go.jp

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