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福岡県立八幡高校の生徒がペットボトルのフタを再利用したアクセサリー製作に挑戦!

2024.10.07

2024年9月26日、福岡県立八幡高等学校の生徒5名がJICA九州センターを訪問しました。彼らは探究学習のテーマとして「紫川の清掃、自然環境保全」を掲げており、紫川の清掃活動や啓発活動の計画を立てています。 その活動の参考にするため、JICA九州内の展示物を見学し、元JICA海外協力隊員の田路さんを訪問することが目的でした。(田路さんは現在、JICA九州センターで職員として勤務しています。)

田路さんは2022年2月から2024年2月までアフリカのモザンビーク国で環境教育活動に取り組んでいましたが、ゴミ(ペットボトルのフタ)を利用してアクセサリーを製作し、啓発活動に利用する取り組みを行っていました。この活動の名前はAmor da Terraといい、ポルトガル語で「母なる大地の愛」という意味です。

八幡高等学校の生徒たちは田路さんのJICA海外協力隊経験談を聞き、途上国の固形廃棄物処理の現状とJICAや協力隊の取り組みを学んだあと、彼らの探究活動の参考となるよう、実際にペットボトルのフタを使用したアクセサリーを楽しみながら製作しました。

その後館内の施設を見学し、JICAが行っている様々な分野の国際協力の取り組みについても学びました。生徒たちは開発途上国におけるJICAや協力隊の活動を見学することで、日本との環境の違いや課題の大きさに驚きながらも、「途上国の状況を初めて知った」「自分たちにもできることはあるかもしれない」といった意見も出て、学びを得た様子でした。

JICAは、開発途上国での国際協力の経験を通じ培ってきた知見を、未来の社会を担う子供たちに役立つ形で伝え、共に感じ、考えていくことにより、日本の教育において貢献するため、開発教育支援事業を行っています。

その中でJICA九州では、JICAきゅうしゅう地球ひろば(JICA九州センター内の展示スペース)をはじめとして、様々な開発教育・国際理解教育支援メニューを用意しています。ぜひ、活用をご検討ください。
また、Amor da Terraに関する説明を聞きたい、製作に挑戦してみたい、という方も、是非ご連絡ください。

*参考情報

  • 館内展示
  • 企画展:スポーツと開発(9月~12/4)
  • 常設展:SDGs

お問い合わせ:JICA九州市民参加協力課

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