JICA九州にてグローカルプログラム研修を実施しました!
2024.10.21
集合写真
〇グローカルプログラムとは
JICAが実施しているJICA海外協力隊の社会還元支援の一環として実施するプログラムです。派遣前のJICA海外協力隊合格者のうち、帰国後も日本国内の地域が抱える課題解決に取り組む意思のある希望者を対象に、自治体等が実施する地域活性化、地方創生等の取組みにオン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)としての参加機会を提供します。現在はJICA海外協力隊の派遣に合わせて1年間で3回の実習を行っています。
JICA海外協力隊グローカルプログラム(派遣前型) | JICA海外協力隊
〇今回の九州地方でのグローカルプログラム
九州地方では10月から12月の約2か月半、熊本で6名、佐賀で1名の実習生が活動しています。熊本では 玉東町、宇城市(実習先:((株)いのP)、球磨地域振興局(実習先:農村レストラン&農泊 ひまわり亭、(一財)たらぎまちづくり推進機構、GMT協同組合)、佐賀では佐賀市(実習先:農家民宿 具座)で実習中です。
〇 JICA九州での研修内容
地域での実習が開始する前に、全国各地からやってきた7名のグローカル生が九州センター集合し、事前研修を行いました。実習生全員が受講するオンライン研修や、JICA九州の事業説明や面談を通じて、グローカルプログラムの意義、実習生に期待することについて理解を深めました。
実習生と JICA九州 後藤所長・小林地域連携アドバイザーとの面談
実習生からは、今回の事前研修を通じて、「グローカルプログラムでどういった活動をするのかの具体的なイメージが湧いて実習がより楽しみになった」「実習生同士で顔を合わせて話す時間がとれて、お互いのことを知り、仲が深まった」「2か月半という短い期間で何が出来るか不安だったが、一番大事なのは、地域を知って地域のために何が出来るかを一生懸命に考えること、という言葉を聞いて、不安が和らいだ」といったコメントがありました。
これから始まるグローカルプログラムの学びをJICA海外協力隊の活動に生かすとともに、途上国に派遣されてからも引き続き熊本や佐賀の実習地域とのつながりを持ち続けてもらうことを期待しています!
お問い合わせ:JICA九州 市民参加協力課 黒住
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