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【センター訪問実施報告】貿易ゲームで世界を感じた!!

2024.12.26

12月9日、JICA九州を訪問した福岡県立明善高等学校の生徒の皆さん(40名)が貿易ゲームにチャレンジしました!

貿易ゲームは、資源、技術、資金、情報に恵まれた国、いずれもある程度恵まれた国、資源はあっても技術がない国、資源も技術もわずかな国の4つに分かれ、与えられた資源で工業製品を作って売り、得た利益を基に国づくりに必要なインフラを整備していくゲームです。生徒の皆さんはいずれかの国の国民となり、国民同士相談しながら豊かになるための製品づくりや技術支援の交渉などに取り組みました。同一製品の過剰供給による値崩れで計画崩壊!やモノカルチャーで豊かになった!なども体験しました。

貿易ゲームを行う生徒の皆さん

歓声や落胆の声が響く活発なやり取りの中、皆さん真剣にゲームに取り組んでいました。終了後は、「経済格差や情報格差、不公平な取引や資源の無駄遣いを現実の世界の出来事に当てはめられる」や「まずは自分の国を優先してしまい、支援を必要としている国にまで目が向けられなかった」などの感想があり、ゲームを通して不均衡な世界の現状や国際協力の難しさを考える機会となったようです。

貿易ゲーム内での銀行役とのやりとり

JICA九州ではJICA海外協力隊体験談や参加型ワークショップを取り入れた出前講座、センター訪問を実施しています。国際協力に関心のある方はぜひご活用ください。

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