<センター訪問実施報告>JICA九州への訪問が海外に目を向けるきっかけとなりました!
2025.02.17
館内見学の様子
2025年1月30日(木)、近畿大学附属福岡高等学校看護専攻科の32名が国際看護授業の一環としてJICA九州センターを訪れました。当日は、世界の現状や国際協力について理解を深めるため複数のプログラムを受講しました。
まず、生徒の皆さんはJICA事業概要説明からJICAが行う国際協力について学んだあと、企画展「サステナブルなやさしい観光」と常設展「SDGs」と「世界を巡るコーナー」の展示の中に隠れた答えを探すクイズに挑戦!よくよく見なければ探すことができない答え探しを楽しみながら、展示会場を回っていました。
その後の参加型ワークショップではチョコレートを題材としたグループワークに取り組みました。カカオ収穫の現場で常態化する児童労働の動画を視聴後、問題や解決策をグループで話し合いました。「グループで話した改善策がいつか役に立っていたらいい」や「フェアトレードのチョコレートを探してみよう」とチョコレートを通して世界とのつながりが感じられた様子でした。
ワークショップの様子
JICA海外協力隊体験談では、セネガルの医療事情に熱心に耳を傾け、最後のセッションとなるJICA職員との交流では、スペイン語やポルトガル語を交えながら、ホンジュラスとモザンビークでの生活体験について話を聞きました。英語ではない外国語や各国の食に関心が高く、質問が多くありました。「いつか海外に行き看護を行いたい」や「現地へ行った人の視点は広く、自分もJICAの取組みに参加し、海外へ行って見たいと思った」など、海外に目を向ける感想が多く寄せられました。
世界を知り、世界とつながる!~体験を通して国際感覚を養うプログラム~のひとつとして、センター訪問があります。事前学習と事後学習と併せて実施していただくことで、より効果的になります。
JICA九州ではJICA海外協力隊体験談や参加型ワークショップを取り入れた出前講座、センター訪問を実施しています。国際協力に関心のある方はぜひご活用ください。
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