ラジオ番組「Jump to the World」2025年度vol.3が放送されました!@佐賀
2025.05.13
パーソナリティ一同
5月7日(水)19時(再放送5月8日(木)13時)から、佐賀のコミュニティラジオ「えびすFM」にてJICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」の2025年度第3回目が放送されました。
今回は「ホリデー」をテーマにゴールデンウィークにちなんで、パーソナリティそれぞれのGWの過ごし方や、任地で休暇を取った時の過ごし方について話を展開しました。職種や任国により休み方には違いがあり、元セントルシア隊員の黒岩春地氏は休暇を取って隊員仲間と一緒に別の島を旅行してリフレッシュしたエピソードを紹介してくれました。
また、今回はGW特別編としてベナンとパラオに派遣中の隊員からレポートを頂きました。まずは現在看護師でベナンに派遣中の三島美沙希隊員からの現地レポートを紹介。派遣から1年経ち、配属先の保健センターでは5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)活動を中心に看護師や助産師、スタッフたちと信頼関係を築いている様子が伺えました。それ以外でも、保健センターの案内板、薬の説明書、啓発活動の視覚教材などの作成、カルテや物品の整理、ゴミ箱の設置、マラリア予防の啓発活動も行っており任期後半に向けて充実した活動を行っているようです。
診療所での看護師サポート中(三島隊員)
案内板の設置(三島隊員)
そして、2人目は現在パラオに理学療法士として派遣中の小林邦広隊員からのレポートを紹介。小林隊員もちょうど派遣から1年が経ち、配属先の国立病院にてリハビリスタッフと一緒に入院・外来患者へのリハビリの提供をはじめ、スタッフへ知識・技術の共有を行っているとのこと。パラオは世界第2位の肥満国であることから、糖尿病、脳卒中、心疾患などの非感染性疾患(NCDs: Non-Communicable Diseases)が深刻になっており、糖尿病の合併症で足を切断した方や脳卒中で体の一部が機能低下した患者さんの対応もしていますが、体格が大きい方が多く1人では難しいため、リハビリスタッフや看護師と協力しながら活動を行っているとのこと。最初は同僚とのコミュニケーションも難しかったようですが、今では色んな島に同僚と一緒に出張しながらリハビリを行い、リスク管理やリハビリの重要性の共有、勉強会などを一緒に行っています。活動外でも現地の方々と釣りに行ったり食事をしたりと充実した生活を行っている様子が伝わってきました。
三島隊員、小林隊員ありがとうございました!身体に気をつけ、残り1年の活動頑張ってくださいね!
NCDs活動で離島を訪問して問診中(小林隊員撮影)
スタッフと一緒にリハビリ中の小林隊員(右から2人目)
次回2025年度第4回目の放送は、2025年6月4日(水)19時-20時(再放送は6月5日(木)13時-14時)です。次回のテーマは「イベント」です!どうぞお聞き逃しなく!
佐賀の多文化共生推進番組「SPIRA多文化わいわいわい」
公益財団法人佐賀県国際交流協会(SPIRA)が実施する番組も毎月第3水曜日19時-20時に放送中!
JICAデスク佐賀 担当:石川
TEL:0952-25-7921 ((公財)佐賀県国際交流協会内)
Eメール:jicadpd-desk-sagaken@jica.go.jp
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