佐賀県教育委員会・（公財）佐賀県国際交流協会とJICA海外協力隊連携派遣に係る覚書を締結
2025.05.28
2025年5月27日（火）、佐賀県教育委員会・（公財）佐賀県国際交流協会とJICA（国際協力機構）九州センターは、セントルシアでの視覚障害者の自立支援を共同で進めるため、JICA海外協力隊の連携派遣に係る覚書を締結しました。署名式は、佐賀県庁旧館の教育委員会室で開催され、甲斐 直美・佐賀県教育委員会 教育長と黒岩 春地・佐賀県国際交流協会 理事長、後藤 光・JICA九州所長、大塚 卓哉・JICA青年海外協力隊事務局長が出席しました。
セントルシアでは、人口約18万人のうち視覚障害のある方が約2000人いると言われており、その多くが社会参加できていない状況です。この覚書に基づき、佐賀県立盲学校の教員等4名（長期派遣2名、短期派遣2名）がJICA海外協力隊員として、2027年8月～2031年8月頃にわたりセントルシアに派遣されます。現地ではセントルシア視覚障害者協会に所属し、セントルシアにおける視覚障害者の自立支援のために視覚障害のある人々に指圧の技術を教え、講師の育成を行う予定です。
覚書締結を機に、日本・セントルシア両国社会の課題解決と成果の還元に向け、ともに取り組んでいきます。
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