【長崎】ボリビアで活動する隊員が佐世保市の学校とオンライン交流を行いました!
2025.10.29
2024年度1次隊としてボリビアで活動されている久家慶子隊員(佐世保市出身)が、長崎県立ろう学校佐世保分教室と、配属先の学校をオンラインで繋いで交流を行いました!
久家隊員は、南米ボリビアの「サンフアン日系移住地」にあるサンフアン学園で活動されており、算数・音楽・日本語を教えていらっしゃいます。サンフアン学園には、ボリビア人と日系人の生徒が通っており、全校生徒約300名のうち、2割は日系人の生徒とのことです。
通常ボリビアの学校は午前と午後に分かれた2部制の学校が多いそうですが、サンフアン学園は朝から夕方まで授業があり、日本の学校のシステムに近いとのこと。そして「午前中はスペイン語で授業、午後からは日本語で授業」をされているということで、とても興味深いですね!
サンフアン学園で活動する久家隊員
算数の授業中の様子
今回、日系人の生徒の皆さんと「日本語」で交流を行いました。手話を交えながら自己紹介をしてくださり、ろう学校の皆さんはとても嬉しそうでした!
久家隊員は「今、日本は朝10時ですが、ボリビアは夜の9時です」と時差について触れ、実際佐世保の会場からは「本当だ、外が暗い!」という声が出ていました。オンラインだからこそ感じることができる体験ですね!
ろう学校佐世保分室のみなさんも、好きな映画や長崎・佐世保の紹介をしてくださり、「海だー!いいなー!」と内陸国ボリビアならではの感想が出ていました!
日本に住む私たちのとっては当たり前のように見える海も、ボリビアではとても珍しいものなんですね。
また、ボリビアはポケモンカードが流行っているということを知り、日本のアニメやゲームが地球の反対側のボリビアでも親しまれていることに、佐世保の皆さんも驚いた様子でした。
終始楽しそうな様子が伺え、あっという間に交流の時間が過ぎていきました。お互いの国を知るとても充実した時間になっていたのではないかと思います。
生徒とコミュニケーションを取りながら活動されています!
オンライン交流・佐世保の様子
久家隊員は、ボリビアで生徒の皆さんととてもいい関係性を作られていることが伝わってきました!残りの活動期間も、さらに日本とボリビアの架け橋になっていってくださると期待しています。長崎から応援しています!
サンフアン学園の時間割と、日本の時間割とどこが違うかな?
JICAデスク長崎 担当:小田
TEL:095-823-3931 ((公財)長崎県国際交流協会内)
Eメール:jicadpd-desk-nagasakiken@jica.go.jp
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