鹿児島大学とJICA海外協力隊(連携派遣)に関する覚書を締結~日本の農業・栄養の知見をアフリカ・ウガンダへ~
2026.08.27
2026年8月25日、JICA九州と鹿児島大学は、ウガンダ農村部における生計向上や栄養・衛生環境の改善を共同で進めるため、JICA海外協力隊(連携派遣)に関する覚書を締結しました。署名式には、鹿児島大学の井戸章雄学長、坂上潤一農学部教授、JICA九州の若林基治所長が出席しました。
本連携派遣は、同じく鹿児島大学を代表機関とする6大学・1企業が、2026年9月からウガンダ国立農業研究機構(NARO)等と実施する共同研究(SATREPS)と連動した取り組みです。この共同研究では、気候変動の影響を受けるウガンダの稲作地域において、安定的かつ環境に配慮したコメ生産技術の開発を目指します。
本連携派遣では、SATREPSの共同研究を通じて開発・実証された技術や知見の社会実装を推進します。派遣される協力隊員は、研究成果を地域の農家や住民に届け、その活用を支援することで、生計向上や生活環境の改善につながるモデル農村の形成を目指します。
式典で若林所長は、本連携について、研究成果の社会実装と国際協力人材の育成を同時に目指す意義深い取り組みであると述べました。また、隊員が現地で得る経験が一人ひとりの成長につながり、帰国後には大学や地域社会へ還元され、日本の農業や地域づくりにも生かされることへの期待を示しました。
今回の覚書締結を新たなスタートとして、JICA九州と鹿児島大学は、日本・ウガンダ両国社会の課題解決と成果の還元に向け、ともに取り組んでいきます。