- トップページ
- 日本国内での取り組み
- JICA沖縄
- 事業の紹介
- JICA海外協力隊
- 派遣実績
- 派遣中うちなーんちゅの紹介
- 2024年11月派遣 青年海外協力隊 前迫 崚佑(名護市表敬)
派遣国:エチオピア
職種:理科教育
派遣期間:2024年11月 ~ 2026年11月
出身地:愛知県名古屋市
略歴:琉球大学 理学部 海洋自然科学科 生物系 卒業2021年4月~2024年7月まで県内の特別支援学校で教諭として勤務(美咲特支、桜野特支、泡瀬特支、美咲特支美里分教室)
派遣国での活動予定
配属先
メセレート・エディゲット小学校
活動内容
隊員は、同僚教師と共に以下の活動に取組む。
- 1 . Grade7と8(日本の中学校1と2年生相当)の生徒に対し、理科実験・観察を取り入れた実践的な授業を行う。
- 2 . 実験室、薬品および実験器具等の整備と管理を行う。
- 3 . 現地で入手可能な材料を利用した理科実験や教材を紹介する。
- 4 . 他の小学校に派遣されている隊員と連携し、現地理科教員の教え方の向上を目指す。
- 5 . 必要に応じて周辺校の巡回指導やワ-クショップの実施。
インタビュー
1. 志望動機
ラジオで協力隊の募集をしているのを聞いたのが応募のきっかけです。特別支援学校に勤務する中で、生徒の実態として社会経験の乏しさによる視野の狭さが生徒自身の自立や社会参加へのハードルになっているのではと感じていました。そこで私自身が協力隊に参加し、異なる文化や価値観の中で活動していくことで視野を広げる経験をし、帰国後に生徒だけでなく様々な人へこの経験を還元することで、自立や社会参加の手助けができたらと思い応募しました。
2. JICAボランティアに参加するために何か準備はしましたか?
語学では、応募に必要なスコアを獲得するために英語の勉強(単語や文法の復習がメイン)を行いました。
そのほかに国際協力やボランティアについての本を読み、その意義についての理解を深めることに努めました。また、理科教師としてどのような活動ができるのかを自己分析等を行いました。
3. 派遣前訓練はどうでしたか?
北は北海道、南は沖縄と日本全国から多種多様な職種の方が集まっており、その中での共同生活を通して異なる価値観や考え方について学ぶ大きなきっかけとなりました。語学訓練やワークショップだけでなく、自主講座を開催したり、積極的に自主講座に参加することで自身の成長にも繋がったと感じています。全体を通して、とても楽しい73日間の派遣前訓練でした。
4. これから派遣先でどういう活動をしていきたいですか?
自分にできることは何かを考えつつ、現地のニーズに合わせて柔軟に対応しながら活動していきたいです。どのような理科の実験や観察ができるのか、現地教材を使ってどんなことができるのかを現地の先生方とコミュニケーションをとりながら、楽しく活動を行っていきたいと思います。
5. 今の気持ちを漢字一文字で!
「礼」
協力隊に参加することができたのは家族や友人だけでなく職場の方々など、様々な人の支えがあってこそだと思っています。今まで出会ってきた人たちとの縁を大切にしながら、その縁をさらに紡いでいけるように日々感謝を忘れずに活動していきたいと思い、「礼」にしました。
scroll