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沖縄での学びをラオスで活かしますー母子保健強化プロジェクトの研修が終了しました

2024.02.26

琉球大学は、JICA草の根技術協力事業「貧困僻地郡における女性のエンパワメントによる母子保健強化プロジェクト」に2023年4月から取り組んでいます。このたび、このプロジェクトを実施しているラオス南部のサバナケット県およびセポン郡の保健局長らを沖縄に招き、研修を行いました。

研修は移動日を除き2月19日から22日の間で行われ、日本や沖縄での母子の健康を支援するための制度について学ぶほか、実際に妊産婦・新生児ケアに力を入れる医療機関や、保健センターで乳幼児健康診断の様子を視察しました。参加した研修員からは「産婦人科と小児科はどう役割分担・診察対象を分けているのか」「乳幼児健診で医師が問診を行うのはなぜか」など、積極的に質問が出ました。

ラオス・サバナケット県セポン郡では、「村落保健ボランティア」が妊産婦・乳幼児の保健指導・支援を担っています。本プロジェクトでは、妊産婦の悩みに丁寧に寄り添い適切な指導・支援を行えるよう、女性のボランティアを育成することを目標として現地保健局と一緒に取り組んでいます。研修員たちは「今回学んだ沖縄の取り組みをラオスでも活かし、一層母子保健の強化に取り組んでいきたい」と話していました。

・関連リンク:事業提案書要約 (jica.go.jp)

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