【報告会を実施しました】エジプトで、日本の公民館の取り組みを広めたNPOのおはなし

2024.04.03

JICAの「草の根技術協力事業」を活用した沖縄県内のNPOによる実業完了報告会を3月21日(木)にオンラインで開催しました。
実施団体である特定非営利活動法人1万人井戸端会議は、現在那覇市繁多川公民館を運営しています。南信乃介代表理事の報告によると、それまで海外での事業経験がなかった同団体は、2012年にエジプトから来た一人の青年と出会ったことで、日本の公民館がエジプトの教育に役立つことを知り、その後さまざまな形でエジプトでの公民館普及に努めてきたとのことです。2021年から開始した草の根技術協力事業では、公民館を運営できる人材を37名養成するという大きな成果を得ることができました。更に今後は、本事業で協力を得ていたエジプトのアインシャムス大学とエジプト公民館が協力し、公民館運営人材の資格認定制度のコースを同大学内に設置することを検討中とのことです。
報告会当日は50名以上の方に参加いただき、質疑応答の時間では多くの質問やコメントが寄せられ、沖縄での公民館活動がエジプトの社会教育に好影響を与えられたことに賛辞が寄せられました。

「JICA沖縄 草の根技術協力事業完了報告会」概要
日時:2024年3月21日(木)16:00~17:30
会場:オンライン(Teams会議)
プロジェクト名:エジプトにおける日本式公民館普及と社会教育強化プロジェクト
実施団体名:特定非営利活動法人1万人井戸端会議

草の根スキーム紹介ページ:草の根技術協力事業 | 事業について - JICA
プロジェクト概要:事業提案書要約 (jica.go.jp)

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