「せかいのおはなし会」を開催しました。(開催報告12月7日)
2024.12.11
12月7日(土)、絵本を通して地域の方とJICA研修員が交流する「せかいのおはなし会」を浦添市立図書館のかたりの部屋で開催しました。
浦添市立図書館の職員による手遊びと読みきかせのあと、次の絵本の読み手として登場したのはタンザニアから来たJICA研修員ワニハ・ノエル・ジェラルドさんです。
まずは自己紹介と出身国タンザニアの紹介です。タンザニアには象やキリンなどたくさんの野生動物がいること、チプシマヤイ(ゼゲ)やサンブーサといった食べ物があることなどを紹介してくれました。
ノエルさんが読む絵本『Tabu wa taire』(タイレ村のタブー)は、タンザニアのことばスワヒリ語で描かれた絵本です。参加者たちはちょっぴり怖い?展開にハラハラドキドキしながら真剣に耳を傾けていました。
絵本のあとは動物の名前をスワヒリ語で何というか教えてもらいました。「Paka(パカ=猫)」「Mbwa(ムブヮ=犬)」など初めて聞く単語ばかりかと思いきや、耳にしたことのある単語が出てくると「あれはスワヒリ語だったんだ!」と驚きの声があがりました。
最後はみんなでスワヒリ語であいさつの練習です。会場をあとにする参加者は「ノエルさん、アサンテ サーナ!(どうもありがとう!)」と挨拶し、参加者、研修員ともに楽しい時間を過ごしました。
(おはなし会使用資料)
『にじいろのしまうま』こやま峰子/作・やなせたかし/絵 金の星社
『Tabu wa taire』(タイレ村のタブー)
(注)「せかいのおはなし会」は、JICA沖縄図書資料室と浦添市立図書館の共同企画です。
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