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日本の「特活」をスリランカの教育へ

2025.05.21

JICA沖縄と(特非)日本スリランカ次世代育成サポートは、2025年3月から、スリランカ・クルネガラ県にある「きぼう国際学校」で学級活動や各種学校行事などの特別活動(特活)定着を目指し、草の根技術協力事業を行っています。
この5月には、沖縄県内の学校における取り組みを学ぼうときぼう国際学校の教員2名が沖縄を訪問し、視察研修を行いました。研修の一部をご紹介します。

●なぜスリランカで特活なのか?

現在スリランカで行われている教育は知識をひたすら覚える「詰め込み型教育」で、協力・協働・社会性や問題解決能力がうまく育まれないことが課題でした。
そこで子どもたち自身が互いに協力し合い、問題を解決していく力を育もうと、日本の学校で行われている特活を学校に導入することになりました。

●沖縄の学校現場を見て

沖縄での研修に参加した教員たちは、子どもたち自身が学級会や新入生を歓迎するイベントを運営している姿に、非常に驚いた様子でした。また子どもたち自身が力を発揮できるよう、教員がどう「仕掛け」を作っているのか、具体的な取り組み手法について質問をしていました。
今後本プロジェクトでは、研修を通じて学んだ特活のヒントをきぼう国際学校で実際の学校運営に反映し、定着させていくことを目指します。

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